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プロ野球キャンプ 地元・沖縄から活躍を期す 中日・仲地 ヤクルト・嘉弥真

1日から始まったプロ野球キャンプでは、県勢選手も新たなシーズンでの飛躍を誓い地元で汗を流しています。

稲嶺羊輔キャスター
「午前中から汗ばむほどの陽気となる中、北谷町では中日ドラゴンズがキャンプイン!絶好のコンディションの下、選手たちは1か月にわたり身体と技術を磨き上げます!」

去年・おととしとセリーグ最下位に沈み、今年は「勇龍突進」をスローガンに上位返り咲きを目指すドラゴンズ。

バッティング練習では今年新たにチームに加わった中田翔選手や中島宏之選手などが快音を響かせていました。

開幕ダッシュに向け意気込むのは、読谷村出身でプロ2年目の仲地礼亜投手。

ルーキーイヤーの昨シーズンは7月に幸先よく1勝を挙げるも、その後は制球に苦しみ2勝5敗という結果でした。

キレのあるスライダーを始め多彩な変化球が持ち味の仲地投手ですが、今年のキャンプのテーマは「直球で押す」こと。

その言葉通り、ブルペンではストレートを中心に計50球を投げ込みました。

中日ドラゴンズ・仲地礼亜投手
「結構自分の持っている力を出せたと思います。最後らへんは良い感覚のボールもあったので、それを今後どれだけ多く投げていけるかだと思います。沢山のファンも見に来てくれていますし、とても良い環境で出来ていると思います。開幕してもずっと一軍で投げていけるように頑張っていきたいと思います」

平良匠アナウンサー
「ここ浦添市ではヤクルトがキャンプイン。訪れた観客が、選手たちに熱い視線を送っています!」

今回で25回目の沖縄キャンプとなる東京ヤクルトスワローズ。

史上最年少での3冠王を樹立した村上宗隆選手や、キャプテンとして4シーズン目を迎える山田哲人選手。

メジャーリーグでも活躍した青木宣親選手が初日から快音を響かせました。

県内に住む小学生
Q注目選手は?「塩見選手と村上選手です。伸びと飛距離がとてもすごくて、驚いています」

初めてキャンプを見に来たファン
「(選手たちを)すごく近くで見られてとてもいいと思います」
Q天候はどうですか?「暑いですね。東京から来たんですけど、厚着してきちゃって、暑いです」

今日は各地で4月から5月上旬並の気温となり絶好のキャンプ日和に。

今年ソフトバンクからヤクルトに移籍した石垣市出身の左腕・嘉弥真新也投手も、青空の下でキャッチボールなど軽めのメニューをこなしました。

左のサイドスローから繰り出すスライダーが武器の嘉弥真投手は、中継ぎとして2017年から6年連続で50試合に登板。

しかし昨シーズンは防御率5点台と苦しみ戦力外通告を受けました。

東京ヤクルトスワローズ・嘉弥真新也投手
「沖縄でこの季節にいるのは14年、15年ぶりなので、とても暖かいなという気持ちと、チームも変わりましたし、とてもワクワクしてきました。1年間戦える体をしっかり作って、オープン戦などしっかりアピールして、シーズンに入っていけたらと思います」

活躍を期す県勢選手たちが沖縄の地で始動しました。

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