ＪＡＬが沖縄と東京を結ぶ便を就航させてから７０年の節目「今後も観光・経済の発展に貢献したい」

ＪＡＬ・日本航空が沖縄と東京を結ぶ定期便を就航させてから７０年の節目を迎えた５日、那覇空港では記念セレモニーが開かれました。

那覇空港では沖縄と東京を結ぶ定期便の就航７０年を記念したセレモニーが開かれました。

１９５４年２月５日、札幌、大阪、福岡、サンフランシスコに続く５つ目の就航地となったＪＡＬの沖縄路線。当時、沖縄はアメリカ軍の施政権下に置かれていて、本土と沖縄を結ぶ初の民間航空便となりました。

日本航空清水新一郎副社長：
「羽田－那覇線は国際線として就航し到着地はこの那覇空港ではなく、米軍の嘉手納基地を使用し週２往復で運航の開始となりました」

１９６４年東京オリンピックの聖火の輸送も担う
１９６５年　日本の首相として初めて佐藤栄作首相が沖縄を訪問
１９８０年代ジャンボジェット機が就航し、多くの観光客が訪れるきっかけに

記録が残る１９８０年以降の累計搭乗者は、延べ７５８６万人あまりで現在は１日１３往復するまでに拡充しています。

清水新一郎副社長は「今後も沖縄県の観光・経済の発展に貢献したい」と挨拶し、羽田に向かう乗客を感謝の思いと共に見送りました。