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水不足で海水淡水化施設フル稼働 ダム貯水率低下の沖縄
県内のダムの貯水率の低下が深刻となっているなか県の海水淡水化センターでは、先月からフル稼働で海水から真水にする作業を続けています。
県内のダムの貯水率は50.9%で平年を26ポイントあまり下回っています。
北谷町にある海水淡水化センターでは、先月13日から設備をフル稼働させ、1日あたりおよそ3万7000トンの真水を精製しています。
これは県内で1日に供給される水の量の8%あまりに相当し4人家族で換算するとおよそ3万7000世帯分の量になります。
7日は西原町の民生委員が施設を見学しました。
▽施設の見学に訪れた人は
「洗濯物をまとめて洗うとか大切な水をみんなで今から考えないといけないのかなと思います」
「気を付けるようにしています。日常生活ではとりあえず子どもたちには流しっぱなしにしないでと言っています」
8日午後には、渇水対策連絡協議会が開かれ本島中部の水源からの取水再開などについて話し合われる予定です。
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