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沖縄近海が密輸ルートに コカインの漂流漂着相次ぐ
去年7月、中城村の海岸に末端価格4億3千万円相当のコカインが漂着していたことがわかりました。
去年7月、中城村久場の海岸でロープなどに包まれた不審物の中からコカインおよそ18キログラム、末端価格で4億3200万円相当が見つかりました。麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで第11管区海上保安本部と県警などが合同で捜査を進めてきましたが、12日付けで容疑者不明のまま那覇地検に書類送検しました。
県内では去年8月にも慶良間諸島の沖合でコカインおよそ28キロの入った袋が漂流しているのが見つかっています。第十一管区は沖縄近海が近隣諸国と日本の間でのコカインの密輸ルートになっている可能性があるとみて警戒や監視を強める方針です。
また不審な漂流物や漂着物を発見した際には、触れずに通報するよう呼びかけています。
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