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産官学連携プロジェクトで交通事故最大5割減少 沖縄

交通事故ゼロを目指し、実証実験で事故が多発する場所での注意喚起などに効果があった事が報告されました。

沖縄ゆいまーるプロジェクトは、沖縄県警とトヨタレンタリースやJTB、琉球大学など9団体が連携協定を結び、交通事故削減を目指す取組みです。

県警の交通事故のデータとレンタカーなどの走行データを合わせて分析し事故が多発する地点の周辺で速度超過や急ブレーキが起きやすいポイントを割り出し、道路管理者へ、効果的な道路対策を提案しました。

また、交通事故の多い地点で急加速や急ブレーキなど危険な運転の抑制を呼びかけるシステムをレンタカーに搭載したところ搭載していない車と比べ日本人運転手で4割外国人で5割、交通事故が減少しました。

▽沖縄県警 安里準交通部長:
「県警察の交通事故データに加え産業界の保有する車両データを活用した多角的な分析により明確な根拠に基づく効果的な事前対策を講じることが可能になったと実感しております。」

プロジェクトでは、渋滞の緩和など交通課題の解決に向け取り組みを進めることにしています。

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