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能登半島地震の被害調査団が報告 沖縄でも地震対策を

今年1月に発生した能登半島地震の被害状況について現地を調査した琉球大学の教授らがきのう報告会を開きました。

先月末から4日間、能登半島地震の被災地で石川県の被害状況について調査した教授らは、住宅が沈下したり傾いたりする液状化現象の多くが江戸時代に埋め立てられた干拓地で発生していることなどを報告しました。

また2階建て住宅の1階部分が押しつぶされるケースが多発し、沖縄でも建物の耐震診断や耐震改修を実施する必要性や改めて津波に対する備えの重要性も強調しました。

▽琉球大学理学部 中村衛教授:
「右上のほうの集会所に避難するような訓練が10年以上地元の人たちで行われていました。逃げる習慣をつけていたために今回この場所では死者が0というのが言われています。」

空港が1カ所しかない沖縄では県外の医療チームの派遣が遅れることや長期間の水の確保が難しくなることなど課題は多く、日頃から県民の防災意識を高めていくことが肝要だと報告しました。

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