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首里城正殿「扁額」検討委員会が確認 来月7日まで浦添市美術館で展示

首里城正殿に掲げられる「扁額」の本製作に向けて検討委員会は21日、題字や御印の位置などを確認しました。
「中山世土」など首里城正殿の3枚の扁額は平成の復元時にはなかった正龍や彫刻が施されたり朱色の漆が黄色にかわったりと新たな知見をもとに製作が進められています。21日に開かれた検討委員会では、試作品の題字や御印の位置のほか、彫刻部分の修正案や漆の色味などを確認しました。
また、扁額のうち1枚は県外の技術者に彫刻を依頼していますが、残りの2枚については県内の技術者の手で製作を進めることを検討しているということです。
扁額の試作品は来月7日まで浦添市美術館で展示されています。
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