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LRT導入へ那覇市が素案を発表 2040年度での開業を目指す

那覇市はLRT=次世代型路面電車の導入に向けた計画の素案を発表し、知念市長は「誰もが移動しやすいまち」の実現に意欲を見せました。

LRTは「ライト・レール・トランジット」の略称で、電気で動くため環境に優しく、床が低く高齢者なども乗り降りしやすい次世代型路面電車です。

知念市長はきょう「計画素案」を発表し、真和志地域を中心に市内を東西に結ぶルートと、南北に結ぶルートの2路線と既存の公共交通機関と連携することで、「誰もが移動しやすいまち」の実現に取り組みたいと述べました。

建設費の概算は2路線合わせておよそ480億円。このうち270億円は国の補助金を活用します。

市は素案を基に道路管理者や警察、路線バス事業者などとの協議を行い、2026年度までに整備計画を策定する方針で、早ければ2040年度の開業を目指します。

知念覚那覇市長:
「(LRTを)基幹的公共交通として位置づけ既存のバスやタクシー、モノレールと連携することで人々の移動をよりスムーズにさらに住みよい街へと発展させていきたい」

那覇市は5月にパブリックコメントを実施し計画に反映させるとしています。

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