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民間主体のはずでは 木原防衛相「平素からの利用に意義」 那覇空港・石垣港の特定利用

有事の使用を想定した「特定利用空港・港湾」に那覇空港と石垣港が指定されたことについて木原防衛大臣は「平素から訓練などで利用できることに意義がある」と有事以外でも施設を使用する可能性に言及しました。

政府が指定する「特定利用空港・港湾」は有事の際に民間の施設を自衛隊や海上保安庁が利用しやすいよう整備を優先的に進めるとしています。

政府は施設の整備は民間の利用を主体としたものだとしています。

▽斉藤国交相:
「現行事業との関係については特定利用空港港湾は民生利用を主とした上で、その整備にあたっては民生利用の必要性に加え安全保障上の観点からの重要性も加味されることになります」

石垣市の中山市長は「石垣港の特定利用港湾の指定によるデメリットはない」と評価しました。

一方、木原防衛大臣は2日の会見で有事以外でも施設を使用する意義を強調しました。

▽木原稔防衛相:
「自衛隊が多様な空港・港湾を平素から訓練や災害派遣などで円滑に利用できるようにすることは、有事における部隊展開や国民保護においても自衛隊の能力を最大限に発揮する観点から大変意義のあるものと考えております。」

政府は那覇空港と石垣港の整備費用として今年度97億円を計上しています。

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