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「領海警備に万全期す」第十一管区の新本部長 有事の住民避難も手法検討 

第十一管区海上保安本部の坂本誠志郎本部長は5日の就任会見で中国公船による尖閣諸島周辺での活動など情勢は厳しさを増しているとして「領海警備に万全を期す」と決意を示しました。

今月1日付けで就任した坂本本部長は熊本県出身で昨年度まで第十一管区の次長を務めていました。

会見で坂本本部長は中国海警局の船による尖閣諸島周辺での領海侵入や北朝鮮が偵察衛星と称するものの発射を繰り返している事に触れ沖縄周辺海域の情勢は厳しさを増しているとの認識を示し、次のように述べました。

▽坂本誠志郎本部長:
「秒最新鋭の装備や新しい技術等も十分に活用しながら日々発生する様々な事象にしっかりと対応して参りたいと思っています。」

坂本本部長はまた、有事の際に想定される先島地域の住民避難について巡視船の乗船人数や救命胴衣など必要な備品の確保などの検討を進め実効性のある活動に繋げたいとの考えを示しました。

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