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県総プールのオープン延期 小中高校の水泳授業も6月以降に 渇水の影響広がる

こうしたなか沖縄市の県総合運動公園では、プールのオープン時期を延期するほか県教育委員会は本島内の小中高校に対し水泳の授業の開始時期を遅らせるよう通達しました。

▽高良琉海子記者:
本来なら今月からオープンしていたはプールは渇水の影響でこのように空の状態です

県総合運動公園では、屋内にある25メートルプールを年間を通して利用できますが今年1月から屋根の改修工事のためプールの水を抜いていました。

今月6日から屋外の50メートルプールやレクリエーションプールと合わせてオープンを予定していましたが、水不足の状況を踏まえてこれを延期しました。

プールに水をためるまでに清掃作業などを含め5500トンもの水が必要だということです。

これに伴い今月21日に開催を予定していた年齢別の水泳大会は会場を本部町に変更しました。

県総合運動公園では今月16日ごろを目途にダムの貯水率を踏まえ25メートルプールの利用から再開を検討したいとしています。

一方、50メートルプールの利用再開の目途は立っていません。

また県教育委員会は今月4日付けで本島内の小中高校に対し水泳の授業の開始時期を6月以降とするよう通達しました。

県教育委員会は水泳の授業について「夏のレジャーシーズンの前から水の危険性などを知ってもらう上で必要不可欠」としています。

授業の開始時期が遅れることで履修時間が不足する恐れもあります

水不足による影響が子ども達の学びにも広がっています。

水難事故ゼロを目指し活動するUITEMATE沖縄の仲村翔さんはこうした状況に学校以外でも事故に遭わないよう取り組んでほしいと呼びかけています。

ポイントは3つです
1.子どもだけで水辺にいかない 2.管理されている場所に行く 3.ライフジャケットをつける

こうしたことを普段から確認してほしいと話しています。

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