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新薬使った認知症治療 沖縄でも始まる 早期発見が重要に

脳が萎縮し、記憶や判断力などが低下するアルツハイマー型認知症。

治療法は確立されていませんが病気の進行を抑える効果が期待される新薬を使った治療が県内で始まりました。

アルツハイマー型認知症は何らかの原因で脳に特殊なタンパク質がたまり、それが神経細胞を破壊することで、脳が萎縮し記憶や判断力などの認知機能が低下する病気です。

この認知症の進行を遅らせることが実証された新薬「レケンビR」が国内で初めて認可されました。

宜野湾市の沖縄病院は17日から新薬を使った治療を開始しました。

▽独立行政法人国立病院機構沖縄病院 渡嘉敷崇特命副院長:
「症状で困っている方、ご家族の方、物忘れの病気じゃないかという方にこういう治療法が国内で沖縄でもできるようになったことを周知していただくことが大事だと思います」

治療を受けた50代の男性患者は「治療が受けられることになって安心でき、希望が持てる」とコメントしています。

新薬を使った治療は症状が軽い人が対象で効果的な受診に繋げるため認知症の症状の早期発見がより重要になります。

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