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子どもの交通事故が最も多い時間帯は 通学路の安全守るポイント

浦添市では子ども達に正しい交通ルールを知って貰い事故防止に役立てようと18日、浦添市で交通安全指導が行われました。

浦添市の浦城小学校で行われた安全指導には新1年生134人が参加しました。

指導員:「渡っている途中に青のチカチカになったらどうする?」
児童:「急ぐ!」
指導員:「急いで渡る?戻る?戻っていい?」
児童:「だめー!」
指導員:「渡っている途中だったら急いで最後まで渡ろうね」

子どもが巻き込まれる悲惨な事故を防ごうと通学路で起こり得る危険についてもわかりやすく説明しました。

続いて子ども達は左右を確認してから横断歩道を渡る練習などを行いました。

▽新一年生:横断歩道わたるのが(楽しかった)
Q帰るときどうする?「みぎひだり見てもう一回みぎ見て手をあげてわたる」

県警によりますと昨年度、県内で発生した交通事故は2926件で、このうち中学生以下の子どもが巻き込まれた事故は266件でした。

事故が起きた時間帯を見ると昼過ぎから増える傾向にあり、特に下校時間と重なる午後4時から6時に多いことがわかります。

登校時間帯は見守り活動があるものの下校時間は学年によってばらつきがあり大人の眼が届きにくいという事情もあります。

実際、保護者からは不安の声も。

▽新1年生の保護者:
「スピードが早い車があるとちょっと怖いかなというのはあります」

子どもと通学路を歩き危険な場所を一緒に確認するなど家庭での取り組みも大切です。

▽浦添警察署交通課 仲間宗三警部補:
「子どもたちは交通社会に初めて入ります。一人で入っていきます。保護者の皆さんが日常の中から教えていって、手本として子供たちに教えていってほしいと思います」

警察はドライバーは気持ちに余裕を持ってハンドルを握ってほしいと呼びかけています。

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