5月8日はゴーヤーの日 沖縄各地でイベント
きょう5月8日は語呂合わせでゴーヤーの日です。県内各地では旬の味覚をPRするイベントが開かれました。
「ゴーヤーの里」を宣言している名護市中山区ではゴーヤー祭りが開催されました。
1本58円で販売されるゴーヤーをお目当てに朝から長蛇の列が!
会場ではゴーヤーが練りこまれた沖縄そばが振舞われ、訪れた人が舌鼓を打っていました。
▽来場者:
「ゴーヤーも苦みがちょっとあるけどぬちぐすい!」
西原町の市場では旬の味覚をPRするセレモニーが開かれ、ダンスを披露した園児たちにゴーヤーの苗がプレゼントされました。
▽園児は:
「(苗をもらえて)うれしい」「ママに言って帰ってから植えて大事に育てる」
一方、糸満市の喜屋武小学校では、調理方法などを知ってもらおうと、ゴーヤーの出前講座が開かれました。なかでも盛り上がったのがゴーヤークイズ!「細長くつぶが小さいものと太くてつぶが大きいもの、どちらが苦みが強いでしょう」という問題でしたが・・・・正解は!!
▽県南部農業改良普及センター 根間光里さん:
「ゴーヤーは細長くイボがつぶつぶが小さい方が苦い傾向にあります。なのでスーパーでゴーヤーを買う時に苦みが苦手だなという人はつぶが大きめのやつとかぷっくり膨らんでいるやつを選ぶといいと思います」
給食のメニューももちろんゴーヤー!
糸満産のゴーヤーをカレーやサラダにしました。
▽児童は:
「にが~い」「おいしいです」
Q.ゴーヤーの講座を聞いて、食べたらどうですか?「少し頑張って食べようかなと思います」
ゴーヤーが苦手な児童も出前講座を聞いて、一生懸命食べていました。
読谷村の農業用ハウスでは、ゴーヤーの収穫がピークを迎えています。今年は晴れの日が多く、生育状況がとても良いそうです。
▽生産農家 國吉亮二さん:
「一番美味しい状態で一番美味しいものをご家庭に届けたいという思いで作っています」
▽大城良太キャスター:
「國吉さんのハウスではゴーヤーを守る為に『クレオメ』という花が植えられています」
クレオメには害虫を食べるタバコカスミカメという天敵が生息しています。
読谷村では害虫対策として昨年度からハウス内でクレオメを栽培し低農薬で栽培する手法に力を入れています。
▽生産農家 國吉亮二さん:
「試験的に植えていますが、今までだったら(害虫が)いたんですが、だいぶ減った入ると思います。県民の皆様にはゴーヤーチャンプルーであったり、サラダにして薄切りにして食べて頂いて沖縄で元気をつけて盛り上げていってほしいなと思います」
農家が丹精込めて育てたゴーヤーを食べて暑い夏を乗り切りましょう!
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