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「サンマデモクラシー」がミュージカルに 沖縄アミ―クス

本土復帰前の沖縄を描いた沖縄テレビ制作のドキュメンタリー、「サンマデモクラシー」を題材に中学生がミュージカルに挑戦します。

ドキュメンタリー・「サンマデモクラシー」は沖縄がアメリカの統治下にあった1960年代、大衆魚サンマの関税をめぐって魚屋のおばぁ・玉城ウシが起こした裁判と沖縄の民主主義をかけて闘った当時の人々の姿に迫ったものです。

沖縄アミークスインターナショナルはこのほど授業の一環で中学生120人がサンマデモクラシーを題材にミュージカルに取り組みます。

14日は上映会が行われ番組を制作した元沖縄テレビの山里孫存さんが招かれました。

山里孫存さん:
「”がっていんならん”という合点がいかない、我慢ができないというがってんならんというそういう気持ちが玉城ウシというおばちゃんの中にはすごく強かった」

▽生徒:「サンマが美味しいとか安いだけでわざわざ裁判をするようなことはないと思ったんですけど、何でそこまでしてサンマを食べたかったのか」

▽山里さん:
「自分が生活する、自分の暮らしがなぜ良くないのか、もっと何で良くならないのかというところをどうにかしていきたいということの積み重ねが民主主義の根幹ではないかと思う」

ミュージカルはうちなーぐちと英語を織りまぜていて生徒たちは来月の本番に向けて練習や準備に励むということです。

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