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インクルーシブの取り組み検証求める 真和志高「ゆい教室」保護者が要請

障がいの有無に関わらず生徒たちが共に学ぶインクルーシブ教育の推進に向け、真和志高校の「ゆい教室」に通う生徒の保護者が県教育庁に意見書を提出しました。

真和志高校の「ゆい教室」は特別支援学校の分教室として3年前に設置され知的障害のある生徒たちが障がいの無い生徒たちと授業を一緒に受けるなどしています。

16日は、ゆい教室に通う生徒の保護者らが県教育庁を訪れこれまでの取り組みの検証や教職員の研修の充実、外部機関との連携などを求める意見書を提出しました。

県教育委員会の報告ではゆい教室について「障がいのある生徒とない生徒が活動を共にする機会をできるだけ多く設定する」とされていますが保護者は現状では一部の活動に限られていると指摘しています。

▽おきなわの共に学ぶ教育について考える会事務局 宮里裕美さん:
「まず(障害のない生徒と)ごちゃまぜでそこから本人たちが難しかったり配慮が必要なところを取り出すという流れだと私達も本人もすごく理解出来ると思う。」

要請に対し県立学校教育課の屋良淳課長は「今後もより良い環境を作るためにゆい教室の先生と意見交換を進めていきたい」と述べました。

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