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若手作家が琉球漆器復刻 琉銀が技術継承も支援
琉球漆器の技術継承に取り組む若手作家が手がけた漆器がこのほど完成し、玉城知事に報告されました。
りゅうぎん琉球漆芸技術伝承事業琉球漆器の技術継承を目指すプロジェクトの一環では、若手作家4人が1年をかけて県の指定有形文化財「黒漆雲龍螺鈿椀」を復刻しました。宝珠をはさんで2匹の龍が配された椀には、難易度の高い曲面に螺鈿を施したほか、伝承が途絶えていた膠で接着する技法を用いています。
▽県立芸術大学工芸専攻助手 島袋香子さん:
「皆さんの着眼点を聞きながら制作できたことは一人で制作していると気付かないことを気付かせてもらえたのでとても勉強になった作品だと思います」
作品は浦添市美術館で展示されています。
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