那覇地検トップに白井智之氏が着任　相次ぐ米兵事件巡り慎重かつ適切に対処

那覇地方検察庁のトップの新たな検事正に白井智之氏が着任し、相次ぐアメリカ軍関係者による事件や事故について、法と証拠に基づいて厳正かつ公平に対処していきたいと述べました。

愛知県出身の白井智之氏は東京地検の公判部長などを歴任し、７月２２日付で那覇地検の検事正に着任しました。これまでにも那覇地検などで７年間勤務した経験があり、沖縄県内で職務に就くのは今回で４回目です。

▽白井智之検事正：
「ここ沖縄は私を検事として成長させてくれた地であると考えております。（また沖縄で勤務できることを）大変嬉しく思うとともに、検事正という重責に身が引き締まる思いです」

県内で相次ぐアメリカ軍関係者による女性への性暴力事件を巡り、新たな通報体制が問われる中、白井検事正は県警と連携し、公益性や関係者のプライバシーなどに配慮し、慎重かつ適切に対応していきたいとしています。