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「小桜の塔」職人がボランティアで塗り直し 対馬丸の犠牲者を悼む慰霊塔

学童疎開船・対馬丸の沈没から2024年8月22日で80年となるのを前に、対馬丸の犠牲者を祀る「小桜の塔」では、ボランティアの手によって塗装の修繕が行われました。

那覇市若狭にある「小桜の塔」は、太平洋戦争末期に米軍の攻撃で沈没した学童疎開船・対馬丸の犠牲者を悼む慰霊塔です。1954年の建立から70年が経過し、塗装が剥がれサビも目立ってきたことから、日本塗装工業会・沖縄県支部の職人がボランティアで塗り直しました。

▽日本塗装工業会沖縄県支部 比嘉章博支部長:
「塗装業なのできれいだと思っていただきたいのと、こういう節目節目できれいにしている、思いがある人たちが関わったことを遺族の方々にも感じていただければ私どもは光栄です」

小桜の塔では8月22日、犠牲者を追悼する80年目の慰霊祭が執り行われます。

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