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シリコンバレー投資家などが珠算学校視察

沖縄を訪れている海外の投資家や起業家が30日、浦添市の珠算学校を視察し、子ども達と交流しました。

浦添市にある宮城珠算学校を訪れたのはITなど先端技術で知られるアメリカ・シリコンバレーで活躍する投資家や起業家です。

これは沖縄科学技術大学院大学の理事会で副議長を務めるジェームス・比嘉さんが日本文化の発信や子ども達との交流などを目的に企画したものです。

過去にはアップルの創業者スティーブ・ジョブズとテクノロジー分野の変革に携わった経験もある比嘉さん、今回は日本の伝統的な計算技術を紹介しようと宮城珠算学校を選びました。

▽宮城珠算学校 宮城清次郎さん:
「これは帳場と言います。いまで言うならスーパーのレジみたいなもので勘定をするところです。そこでそろばんは(使われていた)」

▽参加者:「これが一番古いそろばんですか?」
▽宮城さん:「そうですね1687年のそろばんです」
▽参加者:「すごいです」

そろばんの歴史を学んだあとは子どもたちのいる教室へ。素早い計算スピードに参加者は驚きの表情を見せていました。すると子ども達からこんな質問も。

Q仕事や何かをする上で大切にしていることはなんですか
▽参加者「継続して改善し続けること」
▽参加者「生きがい」
▽参加者「どうやったら自分がより良い世界を作るために貢献できるのかを考えます友だちと一緒に」

比嘉さんも未来を担う子どもたちへエールを送りました。

▽ジェームス・比嘉さん:
「みんなの努力、みんなの強い気持ちこれからも大事にしてください。みんなも世界に挑戦して12ここまでできるんだからなんでもできると思いますからAIにも何にも負けずに大谷(翔平選手)みたいに頑張ってくださいね」

起業家や投資家との交流を通して子ども達も世界で活躍する将来の姿を思い描いている様子でした。

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