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日米共同統合演習「キーン・ソード」を前に市民団体が中止を求める共同声明

10月23日から始まる日米共同統合演習を前に、演習に抗議する市民たちが中止を求める共同声明を発表しました。

日米共同統合演習「キーン・ソード25」は、10月23日から11月1日に全国各地で実施される予定で、自衛隊約3万3000人。アメリカ軍約1万2000人が参加します。

県内では、石垣島でアメリカ軍の高機動ロケット砲システム「ハイマース」を展開し、敵の艦船との戦闘を想定した訓練が行われるほか、与那国島では、アメリカ海兵隊と陸上自衛隊のオスプレイが初めて飛来し、けが人を運ぶ訓練を行う予定です。

16日、市民団体が会見を開き、演習の全面中止を求める共同声明を発表しました。

この中で、ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会の共同代表である具志堅隆松さんは、「日米共同統合演習は繰り返し行われていて、ウクライナ侵攻はこうした演習から発展した」と指摘しました。

ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会具志堅隆松共同代表:
「私たちが再び戦争に巻き込まれる恐れがより高まってきた。この訓練は中止するべきだ」

共同声明は、内閣総理大臣や防衛大臣のほか、県にも送付される予定です。

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