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番組審議会

第550回番組審議会『報告』

沖縄テレビ放送の第550回番組審議会を12月10日(火)に開催しました。
今回は「放送この一年」をテーマに、今年1年審議いただいた番組、放送全般について伺いました。
委員からは次のような意見が寄せられました。

・(自分の子供は)親の使い古したタブレットで海外の目を引く動画を見ている。番組審議委員で情報の信頼性が担保されたテレビをじっくり見て、自分が子供に与えてきたものは間違っていたのではないかと思わされた。

・ドキュメント九州「沈まぬ記憶」は企画力、五感を刺激する音の構成、家族の見せ方など、すごく印象に残っている。沖縄テレビにしかできない番組作りではないかと評価している。

・若いディレクターが挑戦的な番組を作っているところが非常に評価できると思う。2年3年経ってあの時のディレクターが、もうこんな番組作りになりましたよと(成長ぶりを)紹介してほしい。

・5月から審議委員として参加したがドキュメンタリー、バラエティー等様々な角度から視聴できた。作り手の思い、スタッフを育て引き継いでいくといった裏の話まで聞けて、テレビの見方が変わった。

・映像の持っている力の強さを改めて感じた。その延長線上でテレビとYouTubeでは、フィルターをちゃんと通して製品として出すテレビと、丸裸な状態の様なものが出るYouTubeでは(ファクトチェックの面など)大きな違いがある。

・今は時代が変わってテレビは(深堀するような教養番組に)非常に向いていると思う。何か浅くコメントを求めるのはなく、番組の中で追求できれば、オールドメディアとしての価値が出てくる気がする。

・何とかチャレンジしてほしい。OTVの若い人たちが作った番組も非常に良いが、どこかお利口さんな感じがしている。例えば沖縄の歴史的事実を、ソフトに語り合う討論番組を作り、沖縄の歴史に興味を持つ人を増やせないかと思っている。

出席:宮城能彦委員長 新城和博副委員長 我那覇奈緒委員 上間淳委員 照屋ゆきの委員 真境名育恵委員 滝本匠委員

 

 

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