番組審議会
第483回番組審議会『報告』
沖縄テレビ放送の第483回番組審議会が、平成30年2月13日(火)に開催されました。今回は5名の委員が出席しました。
今月の議題は去年11月24日に放送された『ドキュメント九州 イメージの外側を探して』です。
委員から次のような意見が述べられました。
※ カメラマンの石川さんはその風貌から、どこか気難しく近寄りがたいような印象を持っていましたが、この番組で一変した。気さくな好青年で人と真摯に向き合う姿勢にとても好感が持てた。
※ 全体通して、どちらかというと平板な構成内容に思えたが、その中で石川さんが発した言葉のいくつかに、胸を強く打たれた。その言葉を引き出す取材力は、簡単なことではないと思う。
※ 石川さんが写真で何を表現したいのか、何を撮りたいのか、という事がよくわからない、確かにありのままを撮るということなのですが、何でもバシバシと撮っている感じがしました。だけど彼の写真を見ると味があり、惹きつけるものがあると感じた。
※ 目の前にいる人をありのままに受け入れ、自然体で撮っていくスタンスは、写真一枚一枚の魅力につながっていて、それがとても伝わってきた番組でした。
※ 正直言って一度見ただけでは分かりづらかった。しかし重ねて見ていくうちに、その良さがわかり、あぁそういうことだったのかと徐々に親しみを感じさせていく作品になっている。
※ 他のドキュメンタリーよりはナレーションが少なめだと思うが、それでも今回の場合は少しセリフが多すぎた。極端にナレーションなしのノーナレでもできたのではないか、その方が良かったと思う。
※ もっとサラッとしたナレーションでも良かったと思う、あまりにも日常的なさりげない語りを演出し過ぎているような気がした。
< 審議委員 >
出席 : 山内 彰委員長・宮城能彦副委員長・山川厚子委員・本永浩之委員・玉城常邦委員
欠席 : 山内カンナ委員(レポート参加)・嘉数道彦委員(レポート参加)