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番組審議会

第484回番組審議会『報告』

沖縄テレビ放送の第484回番組審議会が、平成30年3月13日(火)に開催されました。今回は7名の委員が出席しました。

今月の議題は1月28日に放送された『日本チカラ 小さな店の大きな役割 〜国頭村奥共同店〜』です。

委員から次のような意見が述べられました。

※ 国頭村奥の非常に穏やかな雰囲気が全体に出ていて、それをうまく描けていてとても良かった。共同店が単なる商店ではなくて、助け合いの場であり、特にお年寄りにとっては、なくてはならない施設であるという事が伝わった。

※ 地域の商店が衰退する中、奥の共同店は100年以上たっても変わらずに地域の核であり、なくてはならない存在だということを認識させてくれた番組だった。

※ 地域の人たちの交流やコミュニケーションがあり、誰かが誰かを支えているところがよくわかった。奥の共同店が拠点となって、その役割も担っているのではないかと、そういうことを考えさせられる番組だった。

※ 単なる商店、商売をする場だけではなく、やはりその区民ならではの信頼関係の元に助け合いが成り立っている。本当に沖縄の「ゆいまーる精神」がそのまま息づいている場所だと感じた。

※ 共同店の役割が思ったよりも多い事が少しびっくりした。例えば、図書館や修繕費の貸付、荷物の引き取りなど、日常生活品がいろいろあって地域住民の憩いの場という部分が、本当に良く描かれていた。

※ 共同店の意義や創業の歴史と人々との関りがとてもわかりやすく展開していた。家族で見てもよく分かり「共同店に行ってみたい」という気持ちにさせてくれる、それがすごく良かった。

※ 昔、交通やインフラが整っていない時代は、何十倍も不便な環境にあったことが想像されるので、このような環境があったからこそ共同店のシステムが生み出されたというストーリーをもう少し挿入して欲しかった。

< 審議委員 >
出席 : 山内 彰委員長・宮城 能彦副委員長・山内 カンナ委員・山川 厚子委員・嘉数 道彦委員・本永 浩之委員・玉城 常邦委員

 

 

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