番組審議会
第554回番組審議会『報告』
沖縄テレビ放送の第554回番組審議会を5月13日(火)に開催しました。
今回の議題はアニメ「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」で
委員からは次のような意見が寄せられました。
・沖縄の方言の良さが多々ある。子どもたちへの教育の観点でも、沖縄の伝統を継承していくという意味でも、すごくいい番組だと思った。
・今、漫画やアニメ作品は非常に価値があり、巨大なマーケットに流通されていくコンテンツである。
沖ツラもそのマーケットに参入できる可能性はいくらでもあるんじゃないかと思った。
・海とか空とか、本土の方が作っているからこそ、沖縄の違いを一生懸命出そうとしているところを感じた。陰をさらに強くするともっと沖縄らしくなるなと思い見ていた。
・恋愛を基底に据えているところも若い人には親しみやすく、そこがウチナーグチに触れる機会が少ない子どもたちにとっての入り口になっていたとしたら、昨今のウチナーグチ離れが進む中にあっては素晴らしい。
・アニメ的によくできているんだろうなという気はした。聖地巡礼を意識していると思うが、背景の部
分をそのまま綺麗に絵に出すところが楽しめた。
・このアニメは沖縄理解を深めているのか、それとも沖縄を誤解させているのか。アニメの過剰な表現を差し引いた上でも、何か誤解を広めているようにしか見えない世代とか、そういう人たちがたくさんいると思う。
以上
出席:宮城能彦委員長 新城和博副委員長 我那覇奈緒委員 照屋ゆきの委員 真境名育恵委員
欠席:上間淳委員 滝本匠委員(レポート)