CLOSE

番組審議会

第557回番組審議会『報告』

沖縄テレビ放送の第557回番組審議会を9月9日(火)に開催しました。
今回の議題は特別番組「壕(ガマ)のおくり人」で
委員からは次のような意見が寄せられました。

・県外からの方たちが、どうして沖縄戦にこれだけのエネルギーを注ぐのか。どういう思いでこの地に来てこの活動をしているのかを、よりフォーカスして取り上げてもよかった。

・DNA鑑定という意味では、代が下れば下るほど混ざって難しくなってくると思う。本当に時間がないなか、親族の同意を得る活動というのは非常に頭が下がるなと思いながら見た。

・浜田さん夫婦の様子を紹介してきたところから、今進む軍拡の現状に結びつけるときに、沖縄戦と今とをつなぐ間が少し乱暴な感じがした。

・遺族や直接体験した人もいなくなる状況において、物語るということがとても必要になる。壕の中に入って遺骨収集を体験するのも、物語る1つの入口になるんだというのを改めて思った。

・(浜田夫妻の活動が)なぜ沖縄なのかというところにやっぱり唐突感がある。戦争カメラマンだったのはわかるが、じゃあなぜいきなり沖縄なのかがいまいちわからなかった。ここを掘り下げたらもっといい番組になったと思った。

                                             以上

出席:宮城能彦委員長 新城和博副委員長 我那覇奈緒委員 上間淳委員 滝本匠委員(レポート)

 

 

バックナンバー

第557回番組審議会『報告』

第556回番組審議会『報告』

第555回番組審議会『報告』

第554回番組審議会『報告』

第552回番組審議会『報告』