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番組審議会

第525回番組審議会『報告』

沖縄テレビ放送の第525回番組審議会を6月14日(火)開催しました。今回は5名の委員が出席し、2名よりレポート提出を受けました。

今回の議題は5月放送のOTV報道スペシャル「水どぅ宝」で、委員から次のような意見が寄せられました。

※沖縄だけに留まらず、アメリカのこともかなり詳しく報道していた。結局、環境問題というのは一地域の問題では絶対あり得ないと改めて思った。

※同じ子どもを抱える女性として、とても身近な問題、課題というふうに感じることができ、自分事として捉えながら見ることがでた。

※生活する上で不可欠な水で地域住民の命に関わる問題だからこそ、シンプルに問題提起していくようにつくったほうがよかったと思った。

※アメリカではPFAS汚染を国家的危機ととらえ、バイデン政権が対策費用として100億ドルを予算計上している。日米間で問題の扱い方にギャップがあることの追及も行ってはどうかと思う。

※基地問題関連の番組は沖縄の現状や声を取り上げる番組は多いが、私たちが知るべきなのは「では何からどう行動すればよいのか?」という情報。今回、ドイツが血中に含まれる濃度を調べたりアメリカが自国ではどう定めているのかなどの具体的な情報が含まれてい、そのあたりに新しさを感じた。

※住民の血液調査をすべきではないかという問題提起をし、津嘉山さんが「もう一度言わせてほしい「水どぅ宝」」という形でエンディングを迎えるというのは、とても余韻が残る。考えさせられる終わり方だったなと思った。

※もっと強調してほしいのは日米地位協定の問題。基地をなくしていく、少なくしていくというのは重要だが、それ以上に重要なのは地位協定の問題なんだというところを追求していってくれると非常にうれしい。

<番組審議会>
出席:宮城能彦委員長 松元剛副委員長 稲嶺佳乃委員 新城和博委員 桃原早香委員
欠席:仲宗根斉委員(レポート提出) 我那覇奈緒委員(レポート提出)

 

 

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