番組審議会
第431回番組審議会『報告』
沖縄テレビ放送の第４３１回番組審議会が、平成24年10月9日(火) 14時から沖縄テレビ本社で、委員５名が出席して開催されました。
今回の議題は「海人のうた〜ラストウミンチュの伝統漁〜」でした。
（放送 ９月１日（日）午前10時00分〜 55分枠）
この番組は沖縄テレビで制作されたものです。
委員から次のような意見や要望が述べられました。
※ 沖縄のウミンチュの誇り、屈託のない子どものような笑顔や真剣な眼差しから、主人公の人柄が番組中にあふれ出ていて、心地よく見られた。
※ 発達した今の時代に、何故あえてこの伝統漁なのかの説明があると『ラストウミンチュの伝統漁』というタイトルとも重なり深い番組ができた。
※ 番組のタイトル『海人のうた〜ラストウミンチュの伝統漁〜』でメーンとサブタイトルの言葉が重なっている。番組中に「宝の海」という言葉が多く使われていたので、それを入れたら良かった。
※ 海中で泳ぐスクの群れと、追い込み漁のシーンは臨場感があった。映像の撮り方が良く、引き込まれた。また海中の音や、波の音が効果的に使われていて、沖縄の海の素晴らしさが伝わった。
※ 「ラストウミンチュ」の何がラストなのか。主人公が受け継いできたものか、彼だけが持っている伝統的なものなのか説明がほしかった。
＜ 審議委員 ＞
稲垣 純一委員長・宮城 能彦委員
山内 彰委員・玻名城 泰山委員・嘉数 道彦委員
山川 厚子委員（レポート参加）