なぜ?熱中症の実態把握できず 熱中症患者の増加傾向も見え隠れ 沖縄県

2020/06/29(月) 19:00

梅雨が明け暑さが増しているこの時期注意しなければいけないのが熱中症。新型コロナウイルスの影響でマスクをつけて外出する機会も増えたこの夏だが、実はいま熱中症の実態が把握できない状況になっている。その背景とは。

植草アナウンサー「那覇市ではこの時間、高気圧の影響を受けて晴れ間が広がっています。日差しもかなり強いのでジリジリとした暑さを感じます」

街の人は「36度くらいに感じます。今からこんなに暑かったら真夏はどうなってしまうんだろうって」「この蒸し暑さ、ちょっとこたえますね服も(汗で)びしょびしょになっちゃっているので」と話す。

今月上旬から沖縄地方は平年よりも気温が高い状態が続いている。連日真夏日となった今月18日からの1週間では、平均気温が平年よりも1・7度高くなっている。沖縄気象台砂川友一さん「きのうの時点で(平年との差が)1946年以降第3位となっています。まだしばらくこの夏も気温自体は高温傾向が続くと見ています」

こうした状況で気をつけなければならないのが熱中症。しかし今年は熱中症患者の数や沖縄県の注意喚起情報が出ていない。沖縄県は毎年この時期、県内の熱中症の発生状況をとりまとめているが、今年は新型コロナへの対応を優先するため医療機関から情報収集しない方針を決めた。

このため患者の数を数えていない医療機関もあるが沖縄テレビの取材では那覇市内のある病院で今月に入って熱中症と診断された患者が12人に上ることがわかった。去年の同じ時期には市内の4つの医療機関を合わせても15人だったことから今年は熱中症患者が増加傾向にある恐れもある。

保健所の担当者は「実態が掴めず適切な注意を促すことができない」ともどかしさを訴える。今年は外出自粛で体が暑さに慣れず、またマスクの着用などで例年以上に熱中症に注意が必要とされている。県はホームページでこまめに水分補給をとり風通しをよくするなど熱中症の予防を呼びかけている。

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