コロナ”最大級の波” 感染症専門医は危機感

2021/07/27(火) 19:00

沖縄県内の感染状況について現場の医師はこれまでの流行の傾向とは異なるという見解を示し、第5波は「今までの中で最大級になるだろう」と危機感を示しています。

▽県立中部病院・椎木創一医師『今来るだろう、来つつある第5波に関しては正直今までの中でも最大級になるだろうという覚悟をしています』
このように話すのは新型コロナの重点医療機関の県立中部病院で患者の治療にあたる椎木創一医師です。
▽県立中部病院・椎木創一医師『この第5波を見ていると去年と全く風景が違っています。現時点でかなりご高齢の方の悪化というのは少なくなっていて、これはひとえにもワクチン接種のお陰だろうと思われます。ただ今問題はワクチンを打っていない世代の方、特に30代から50代くらいまで、持病があったり、肥満、体重が大きい方、そういう方が悪化して入院する。酸素が必要になったり薬が必要になる方の入院が非常に増えている』
感染経路で最も多いのが家族間の感染ですが、ウイルスが家庭に持ち込まれるケースにも変化があります。
これまでは若い人や中年の世代が飲食や職場などで感染し家族に拡がるケースが多く見られましたが、子どもが最初に感染する事例がこのところ増えているといいます。
▽県立中部病院・椎木創一医師『子ども世代がかかりにくいと思っていた去年までの株と違って、子どもは今でもかかりにくい世代なんですが、やはり変異株になるとウイルスの量が多いためかかってくる。そういう意味で感染力の強さというのが非常に際立っていると思います』
県内ではインド型変異ウイルスデルタ株への置き換わりが加速していて、検査の数に占める変異株の割合は33.66%と前の週を大きく上回りました。
▽県立中部病院・椎木創一医師『感染対策をしっかりしているという方であっても知らずに感染してしまっていることが多いということが言えますので、逆に言えば日頃の感染対策に上乗せした防御、この場合はワクチンというのが非常に重要な防御になってくると思います』
椎木医師は今回の急拡大はこれまでの流行の波と異なるという危機感を示し、「身近に感染者がいないから自分は大丈夫」と考えず、これまで以上に対策を徹底するよう呼びかけています。
▽県立中部病院・椎木創一医師『残念ながら今回流行している株というのは正直な話、どんな方にでも感染を起こしてもおかしくない。それくらい感染性が強い株になりつつあります。今ある方法をすべて存分に使って、なるべく早く流行を収めるということに県民の方と一丸になって頑張っていきたいと思います』
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