「国が条件を順守していない」 辺野古サンゴ移植許可わずか2日で撤回

2021/07/30(金) 19:30

普天間基地の名護市辺野古への移設計画に伴うサンゴの移植をめぐり、県は「沖縄防衛局が許可した際の条件を順守せず、県の指導にも従わなかった」として28日に出したばかりの移植の許可を撤回しました。

辺野古沖のサンゴの移植について、県は28日、サンゴの生存率を高めるために水温の高い時期や台風の接近時を避ける事など、複数の条件を付けて沖縄防衛局の申請を許可しました。

一方、防衛局は翌29日から早速移植作業に着手していて、県は「水温が高く台風が襲来するこの時期に実施すればサンゴの生存率を下げる」として作業を中止するよう行政指導しました。

しかし防衛局からこれに従わない主旨の回答があったため、移植の許可を撤回しました。

サンゴの移植をめぐっては、国の環境監視等委員会も「7月から10月ごろまでは作業を避けることが適切である」と助言していて、国には夏場に作業を行ったことへの説明責任も問われそうです。
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