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番組審議会

第506回番組審議会『報告』

沖縄テレビ放送の第506回番組審議会が、令和2年7月14日(火)に開催されました。今回は6名の委員が出席しました。

今回の議題は5月30日に放送されたOTV報道スペシャル『海の向こうの首里城』です。

委員から次のような意見が述べられました。

※ 海外から首里城焼失を照らし出し、その復元再現の本当の価値、意義っていうものは何なのかということを非常に的確に見つめ直した秀逸なドキュメンタリーだと感じた。

※ 私自身も首里城が焼失したことで、普段あまり意識していなかった首里城に対する思いが沸々と出てきた。すごく番組と共感する部分がたくさんあったので、是非再放送をして頂きたい。

※ 首里城の火災という大変ショックな出来事を県内からの目線ではなく、全く角度を変えてエリック和多さんの目を通してプロデュースした点がユニークで素晴らしいと思った。

※ 海外の方、県系の方が沖縄に対してどう見ているのかという事を投げかけていて、そういった思いを県内の若い世代はどう受け止めていくのかということが課せられているような番組だと感じた。

※ エリックさんの言葉は、100年以上前に沖縄を離れて、異国の地で必死に頑張ってきた沖縄県系の人たちの沖縄また琉球に対する思いを、本当に強く感じることができた。

※ 番組の中で、三つの定説のうちの一つ「御宿(オンシュク)」であるという解釈になっていた。要するに王様の宮殿なんだって言ってたけど、今はもうそういう説は支持されてない。

※ エリック和多さんの首里城に祈りを捧げるシーンを写真におさめる事ができたのは偶然だったのか、教えて頂きたいほどで、番組の入り方は抜群の切り取り方だと思った。

< 審議委員 >
出席:山内 彰委員長・宮城 能彦副委員長・嘉数 道彦委員・仲宗根 斉委員・稲嶺 佳乃委員・松元 剛委員
欠席:山川 厚子委員(レポート参加)

 

 

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