くらしと経済 〜2019年放送

2月15日コンビニも「レジ袋」有料化!変わる企業、消費者意識

登川

こんにちは。登川二奈です。
世界で進むプラスチックゴミ削減の動き。
私達の生活にも様々な影響がありそうです。詳しいお話を、野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんに伺います。
宜しくお願いします。

北田

宜しくお願いします。

登川

先日、ある人気コーヒーチェーン店が、環境への負担を軽減する取り組みとして、
プラスチックストローを使用しない事を決めたというニュースを見ました。

北田

話題になりましたよね。
そのような取り組みのように、プラスチックゴミによる環境汚染を防ごう、という動きが世界では進んでいます。
私たちが普段から使っている、ストローやレジ袋などのプラスチック製品による環境汚染は深刻化していて、昨年タイで、衰弱した状態で見つかったクジラの胃から、およそ80枚ものレジ袋が出てきたというショッキングなニュースがありました。

登川

のまま環境汚染が進めば、生態系にも影響が及びそうですね。

北田

そうですね。プラスチックは、波や紫外線で小さく砕かれると、有害物質が付着しやすくなる性質をもっています。
環境汚染が進むと、こうした有害物質を体内に蓄積した魚が、食卓に並び、私たちの健康に影響が及ぼすのではないかと懸念されています。

登川

早急に対策が必要ですね。世界ではどのような対策がとられているのでしょうか。

北田

フランスでは2016年に、2020年以降使い捨てプラスチック容器を原則使用禁止にすることを決定しました。
中でも、世界で年間5兆枚生産されているといわれるレジ袋については、多くの国や地域が早くから規制に取り組んでいて、
例えば中国では、2008年からレジ袋の無料配布を禁止にしており、アメリカのサンフランシスコ市でも、2007年からプラスチック製以外の袋の使用が義務づけられています。

登川

日本はまだレジ袋を使用している方が多いように感じますが。

北田

確かに日本は先進国の中では、規制は遅れています。しかし、国民の意識は少しずつ変わってきているようです。
2018年に行ったある調査では、スーパー、コンビニ、それぞれでレジ袋が有料化されることに「賛成」と答えた人の
割合が増えているという結果が出ました。
さらに、最近は「ESG投資」という、環境や社会に配慮している企業を投資対象に選ぶ動きが拡大しており、投資をする側、される側ともに環境問題への関心が高まっています。
政府も2020年度以降、スーパーやコンビニで配布される全てのレジ袋の有料化を義務付ける方針を出しています。

登川

消費者と企業、両者の意識が高まることで、日本も世界の流れに加わることができそうですね。

北田

そうですね。さらに、プラスチックに代わる新たな素材として「生分解性プラスチック」という素材が注目されているのですが、日本のある企業は、この素材の生産で高い実績をもっています。
すでに欧州からトン単位の注文が来ているそうで、こうした日本の技術力が今後、大いに役立つことが期待されます。

登川

私たち消費者も、身近なところから環境へ配慮する事が、必要になってきますね。
ここでセミナーのお知らせです。

北田

「IRセミナー ちばりよ〜うちなー企業」
2月19日 午後1時から
ご覧の方々を講師としてお招きします。
皆さま奮ってご応募ください。

登川

今日は、日本でも本格化してきた
プラスチックゴミ削減に向けた取り組みについてお話しを伺いました。

北田さんありがとうございました。

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