くらしと経済 〜2019年放送

4月19日スマホ時代に「紙の手帳」が大人気!そのワケは?

小林

こんにちは。小林美沙希です。
皆さんは普段どのようにスケジュール管理をされていますか?
今日は、デジタル時代でも根強い人気を誇る紙の手帳について、詳しいお話を、野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんに伺います。宜しくお願いします。

北田

宜しくお願いします。

小林

私はよく手帳を使っていますが、今の時代、スマホのアプリでもスケジュール管理ができますよね。手帳の売り上げに影響を与えているのではないでしょうか。

北田

その話題に触れる前に、まずはスマホがどれだけ普及しているのか確認しましょう。
総務省の調査によると、個人のスマホ保有率は年々増えていて、2017年には60.9%となっています。
さらに、若い世代だけに限らず、シニア世代にも普及は進んでいて、昨年行われた大手通信会社の調査では、60代のスマホ保有率が5割、70代の保有率が3割を超えた、という結果が出ています。

小林

やはり、これだけスマホが普及していると、手帳を使う人は減っていそうですが・・・

北田

そう思われがちですが、実際はそうでもありません。
手帳市場で40%のシェアを占めているあるメーカーでは、手帳の売上が20年連続で前年超えになっているそうです。
今でも、大型書店や雑貨店には手帳コーナーがありますし、ここ数年出荷される手帳の数は市販用と法人用を合わせて1億冊程度、
市場規模も400億円前後ある、といわれています。

小林

確かに年度の変わり目には、相当な種類の手帳が販売されているのを見かけます。
人気は衰えていないようですね。

北田

それを裏付ける調査結果もあります。
昨年の10月にある調査会社が、男女別で10代から60代を対象に「スケジュール管理に手帳を使うか、スマホのアプリを使うか」を聞いたところ、女性ではすべての年代、男性では10代を除いて、「手帳派」と答えた人数が多くなっています。

小林

年齢層が上の方に限らず、若い世代でも手帳派が多いのは意外です。

北田

「トップシェアの手帳メーカーによると、若い世代は「メモをしたい」という欲求が強い傾向があり、いろいろ書き込めるタイプの手帳を買う人が多いようです。
また手帳派の人、全世代に共通して、「手書きすることで記憶に残るから」「手書きすることで考えや気持ちが整理されるから」など、『自分の手で書きこめる』ことにメリットを感じている人が多いようです。

小林

確かに手書きだと、メモをしたときの感情や想いも書き綴れて、それを記録として残すこともできますね。

北田

そうですね。
実際、ある調査では、「自分にとって手帳はどんな存在か」という質問に対して、女性で一番多かった回答は「思い出を残しておくもの」という結果だったそうです。
スマホが普及する中でも、依然手帳が支持されている理由は、そういったところにあるのかもしれません。

小林

単なるスケジュール管理の道具ではなく、手帳にはそれ以上の存在感があるのかもしれませんね。
ここでセミナーのお知らせです。

北田

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小林

今日は、デジタル社会の中でも、根強い人気を誇る「手帳」について、野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんにお話しを伺いました。

北田

さんありがとうございました。

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