くらしと経済 〜2019年放送

7月12日 サ高住が、不動産業界の柱の一つに

小林

こんにちは。小林美沙希です。
人生100年時代と言われる現代社会、シニア向け住宅に「サ高住」という、新たな選択肢が出てきています。
野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんに伺います。宜しくお願いします。

北田

宜しくお願いします。
今回はシニア向け住宅に関する話題ですが、小林さん、現時点での日本人の平均寿命はどれくらいかご存知ですか?

小林

(男性○○、女性が○○くらいですかね)

北田

2017年時点で、男性がおよそ81歳、女性がおよそ87歳となっています。
内閣府の発表では、今後も平均寿命は延び続ける見込みで、高齢化率はますます上昇していくと予測されています。
それに伴い、老後に自宅で快適に暮らせるか不安を感じる人も多くなっています。
こうした状況をうけて増えているのが、「サービス付き高齢者向け住宅」略して、「サ高住」とよばれる賃貸マンションです。

小林

「サ高住」、初めて聞きますが、どのような住宅なのでしょうか?

北田

定義としては、「60歳以上の高齢者あるいは、要介護認定を受けた60歳未満の方を対象にした、主に、民間事業者が運営するバリアフリー対応の賃貸住宅」を指します。
分かりやすい特徴としては、住宅に日中、生活相談員が常駐していて、安否確認などの生活支援サービスを行ってくれることが挙げられます。

小林

介護施設としてではなく、あくまで「住宅」に生活支援サービスがついている、というイメージですか?

北田

そうですね。
他のメリットとしては、「費用面での入居のしやすさ」、「必要なら介護を受けられる安心感」などが挙げられます。
現在の家は暮らしにくいけれども、体は元気だから老人ホームはまだ早い、と考えるシニアの方の新しい受け皿として注目されています。

小林

注目の背景には、シニア人口の増加以外にも理由があるのでしょうか。

北田

国の積極的な後押しが挙げられます。
サ高住の普及に向けて、協会を設立したり、補助金制度を設けるなど、手厚い支援で建設を促しています。
こうした影響もあって、「サ高住」の登録棟数は今年5月末時点で7360棟となり、5年前に比べておよそ43%も増加しています。

小林

これから需要が高まることは間違いなさそうですから、様々な業界が参入してきそうですね。

北田

そうですね。
現時点で、ある住宅メーカーでは「上質なサービス」をポイントにした「サ高住」を提供しています。
他にも、ある大手不動産会社では介護に頼らず、いつまでも活動的な生活を楽しむことを重視して、住宅から病院などへ歩いて通える環境を整えた「サ高住」を提供しているそうです。

小林

それぞれの業界が強みを活かして、住みやすい「サ高住」が増えていくことに期待したいですね。
ここでセミナーのお知らせです。

北田

「野村のサマー投資セミナー2019 令和元年 新時代の幕開け〜平成に学ぶ、」未来の投資戦略〜」を、ザ・ビーチタワー沖縄をはじめ、ご覧の県内各地で開催します。

皆さま奮ってご応募ください。

小林

北田さんありがとうございました。

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