くらしと経済 〜2019年放送

8月2日どこでも顔パス・手ぶら。顔認証が観光を変える

小林

こんにちは。小林美沙希です。
指紋や顔など、体の一部や個人の特徴で、本人を判断する技術「生体認証」。
活用の場が広がっています。野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんに詳しく伺います。宜しくお願いします。

北田

宜しくお願いします。

小林

「生体認証」といえば、身近のところではスマートフォンに「指紋認証」のシステムが活用されていますよね。

北田

そうですね。
指紋以外にも「生体認証」にはいくつかの種類があり、様々な場で活用されています。
例えば、空港など重要施設のセキュリティー対策には「顔認証」技術が使われていますし、最近普及し始めたAIスピーカーで家電を操作する時には、「声認証」の技術が使われています。

小林

パスワードのように忘れる事がないですし、偽造も難しいでしょうから、手軽で安心感がありますね。

北田

そのような特徴を活かして、私たちの暮らしをより便利なものにしよう、という興味深い取り組みも進んでいます。

小林

気になります。教えて下さい。

北田

あるコンビニで「無人」の接客形式を作るために顔認証技術が導入されています。
利用者は、ドアの前のタブレット端末に顔を登録することで入店できて、その後商品を選び、レジにあるカメラで顔認証を行い、クレジットカードか電子マネーで決済する、という仕組みになっています。

小林

働き手不足を解消できそうな画期的な取り組みですね。他にはありますか?

北田

和歌山県の白浜町では、観光サービスに顔認証の技術を活用しようとしています。
ひと言でいうと、空港やホテル、周辺の飲食店を「顔パス」で利用きるようにしよう、という取り組みで、利用者がスマートフォンなどで顔写真などの情報を登録すれば、ホテルの入退室や、加入している飲食店での決済、などが、顔認証で済まされる仕組みとなります。
施設の混雑解消や、キャッシュレス決済が進む海外の方の利便性向上に効果がある、と見込まれています。

小林

実現すれば、利用者が快適に楽しめることはもちろん、話題性があり観光客の増加も見込めそうですね。
これだけ活用の場がありますから、市場は拡大しているのではないでしょうか。

北田

おっしゃる通りです。
2015年におよそ4億円だった顔認証技術の市場規模は、2019年には、およそ17億円にまで拡大すると見込まれています。
日本の大手ITメーカーが開発した顔認証技術は、一昨年にアメリカの技術研究所が行ったテストで認証制度1位の高評価を受けています。
これから拡大していく市場で、日本の高い技術力が注目を浴びることが大いに期待できます。

小林

それは楽しみです。
生体認証技術がますます進化して、私たちが予想もしなかった便利なサービスが生まれることに期待したいですね。
ここでセミナーのお知らせです。

北田

「フィデリティが語る、年後半の米国資産投資戦略」
8月6日火曜日 午後2時から

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「株式市場の見通しと有望銘柄」
8月8日木曜日 午後1時から

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8月9日金曜日 午後2時から
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皆さま奮ってご応募ください。


小林

今日は進化する生体認証技術について、お話を伺いました。
北田さんありがとうございました。

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