くらしと経済 〜2019年放送

11月1日 シニアの暮らしを支える、IoT/AIのアイデア続々登場

小林

こんにちは。小林美沙希です。
このところ、よく耳にするようになった「IoTやAI」という言葉。これらが、シニアの方々の暮らしをより豊かにするために使われているようです。
野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんに伺います。宜しくお願いします。

北田

宜しくお願いします。
最近、家の外からでも電源のオンオフが出来る家電や、話しかけると答えてくれるAIスピーカーなど様々な商品が販売され、「IoTやAI」は、産業分野で重要な役割を担いつつあり、製造・物流・小売など様々な分野で活用が進んでいます。今日はその中でも、シニア世代の生活に役立つ「IoTやAI」を活用した商品やサービスについてご紹介します。

小林

気になります。どのようなサービスがあるのでしょうか。

北田

例えば、日頃見ているテレビ画面で離れている家族の映像が簡単にみられる、「まごチャンネル」というサービスがあります。このシステムの最大の特徴は、送る側は通信機能を使うものの、受け取る側は、インターネットの環境がなくても楽しめる点です。パソコンやスマートフォンを操作しなくても楽しむことが出来ます。

小林

普段使い慣れているテレビだけで、家族の映像を見ることができるというのは、インターネットやパソコンの操作が苦手という方には嬉しいですよね。

北田

そうなんです。ほかにも、離れて暮らす家族の安否確認が可能なLED電球や、シニア向けのアプリを付加した声で操作できるAIスピーカー、急ブレーキなどの危険運転を家族に通知する車載機器などシニアの暮らしをサポートするIoT関連の製品やサービスが登場しています。特に、声で操作するAIスピーカーは、1人暮らしでしゃべる機会のあまりないシニアへ、喋るきっかけを提供することができ、認知症予防にもつながると期待されています。

小林

社会の高齢化が進むにつれ、今後もシニアをサポートする商品やサービスがどんどん出てきそうですね。

北田

私もそう思います。シニア世帯の増加と共に、65歳以上の独り暮らしのシニアも増加の一途をたどっています。2010年にはおよそ479万人だった独り暮らしの人は、2040年にはおよそ896万人になると予測されています。また、総務省の調査によると、睡眠時間を除く一人でいる時間についても、独り暮らしのシニアの平均は11時間18分となっていて一日の大半を一人で過ごしていることがわかっています。

小林

そうなんですね…。こうした社会背景がある中で、IoTのもつシニアの暮らしのサポートへの可能性はますます大きくなりそうですね。

北田

国も、IoTの活用に力を入れる企業の動きを後押ししようと、2社以上の家電メーカーと2社以上のサービス事業者が連携して新サービスを実用化する案件を対象に補助金を出しています。IoTによって、他社の製品との連動も進めば、新しいサービスが生まれることも期待できます。

小林

社会の高齢化や一人暮らしシニアの増加は、企業にとっては大きなビジネスチャンスにもなりそうですね。

ここでセミナーのお知らせです。

北田

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小林

北田さんありがとうございました。

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