くらしと経済 〜2019年放送

12月20日 タイヤがセンサーに。変革期を迎える自動車用タイヤ

小林

こんにちは。小林美沙希です。
100年に1度の大変革期を迎えていると言われる自動車業界。それに伴い、車のタイヤも大きな変化を迫られているようです。
野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんに伺います。宜しくお願いします。

北田

宜しくお願いします。早速ですが小林さん、「CASE」(ケース)という言葉ご存知ですか?

小林

聞いたことがありません。

北田

車がインターネットに常時接続した状態「Connected」(コネクテッド)自動運転化を意味する「Autonomous」(オートノマス)カーシェアリングを意味する「Sharing」(「シェアリング」電動化を意味する「Electric」(エレクトリック)の頭文字をとった言葉です。
これからの車は、電気自動車が増え、インターネットを通じた様々な情報に基づいて自動運転されるようになる等のイメージです。その中で、路面と接している「タイヤ」が様々なデータを収集できると、期待されています。

小林

走るパーツというイメージからその役割が変わってきていますね。

北田

はい。実は今、タイヤは様々な進化をしています。こちらは、国内メーカーの取り組み例です。A社では、タイヤの開店で発生する車輪速進号を解析して、路面の滑りやすさなどの情報を検知する技術を開発しています。メーカーによると、収集したデータを街や社会の情報に統合すれば、車は路面やタイヤに起因する危険をあらかじめ察知して、回避できるようになるとのことです。

小林

なるほど、この他にはどんな取り組みがありますか?

北田

世界首位のタイヤメーカーであるB社では、空気圧や温度を計測してリアルタイムで知らせるサービスを、オーストラリアやアルゼンチンなどの鉱山で稼働する車両向けに開始しています。また、昨年から東京の観光バス会社と共同でバスのタイヤの空気圧などのデータを「見える化」する実験を続けています。

小林

車が進化することで、タイヤの重要性はますます高くなっていきそうですね。

北田

まさにそう言えると思います。
こちらは、今後のタイヤに求められる新しい役割、方向性についてまとめたものです。
まず、データ収集装置としての役割が、今後ますます重要になっていきます。それに伴い、センサーを動かすための電気を供給する機能も普及していくかもしれません。また、無人運転が実現した場合、緊急時に確実に停止できることが重要になるため、グリップ性能の強化も求められます。

小林

なるほど。タイヤは、車を支える存在から、新しい車社会を支える存在へと変化していくわけですね。

北田

そうですね。CASE時代の進展とともに、タイヤが進化することによって、私たちは今後の新しい車社会、新しい交通システムの中で、車をより安全に、便利に利用したり、新しいサービスを享受できたりするようになるはずです。

小林

車の必需品であるタイヤの今後の進化に注目したいと思います。

ここでセミナーのお知らせです。

北田

12月27日金曜日「人生100年時代を生き抜くための準備セミナー」〜60歳以上の方のための資産健康術〜
野村アセットマネジメント株式会社より講師をお招きしてお送りします。

続いては「2020年 新春野村投資セミナー
デジタル変革への次なる一手。」をご覧の県内各地で開催いたします。

皆さま奮ってご応募ください。

小林

北田さん今週もありがとうございました。

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