くらしと経済 〜2020年放送

1月17日 旅行でも活躍。活用広がる「パワーアシストスーツ」

小林

こんにちは。小林美沙希です。
高齢化に人手不足、社会が抱える問題に対応した技術「パワーアシストスーツ」が、私達の生活を大きく変えるかもしれません。
野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんに伺います。宜しくお願いします。

北田

宜しくお願いします。

小林

「パワーアシストスーツ」、すごい響きですが、一体どのようなスーツなのでしょうか。

北田

「パワーアシストスーツ」とは、人がからだに装着することで、動作をサポートしてくれる装置の事をいいます。
大きく分けて「歩行支援型」と「作業支援型」の2種類があります。

小林

お話だけ聞いていると、アニメのキャラクターのような、全身金属で覆われた姿をイメージするのですが・・・

北田

全身金属で覆っているわけではなく、腰や背中、太ももなど体の一部分に取り付けるものが一般的です。

小林

思っていたよりも手軽で、使いやすそうですね。

北田

すでに様々な分野で活用が進んでいて、住宅メーカーでは部品の仕分け作業に使用したり、航空会社では預けた手荷物をコンテナに積む際に使用したりしています。
また、中腰や前傾姿勢になることの多い「農作業」特有の負担を軽減するためのスーツも開発されていて、好評のようです。
さらに昨年12月にはとてもユニークな取り組みも行われました。

小林

どのような企画なのでしょうか。

北田

大手旅行会社がパワーアシストスーツのメーカーと連携して、歩行に不安を抱える高齢者などを対象に、ハイキングなどを楽しむツアーを企画しました。
これは、歩行支援型のパワーアシストスーツの試作機を身に付けての旅行で、坂道や階段が多い京都の街なかを歩きながら、紅葉を楽しんだそうです。

小林

年を重ねても、負担が少なく旅行を楽しめるとてもいい取り組みですね。
市場規模はどれくらいなのでしょうか。

北田

昨年2月に発表された調査では、パワーアシストスーツの販売台数は、2019年度のおよそ3千台から、四年後の2023年には、2倍以上のおよそ8千台まで増加する見通しとなっています。
高齢化や人手不足を背景に、これから需要が高まることが予想されています。

小林

まだまだ拡大の余地がある市場なんですね。
技術の進歩によって、より便利な機能が増えることも期待できそうですね。

北田

おっしゃる通りです。既にパワーアシストスーツの新しい動きも始まっていて、ある大学では「第三の腕」として人間の動きをアシストするアイデアが示されました。
近い将来、両手でハンバーグをこねながら、第三の腕で調味料を取るといったようなことが可能になるかもしれません。

小林

SF映画のようなシーンが現実になる日はそう遠くないかもしれませんね。
ここでセミナーのお知らせです。

北田

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小林

北田さんありがとうございました。

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