くらしと経済 〜2020年放送

2月14日 コスパがよくてお洒落。変わる団地のイメージ

小林

こんにちは。小林美沙希です。
昭和の時代に全国で普及した「団地」が、令和に賑わいを取り戻しつつあるようです。
野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんに伺います。宜しくお願いします。

北田

宜しくお願いします。

小林

沖縄でも見かける「団地」ですが、建設が始まったのはいつ頃からなのでしょうか。

北田

建設が始まったのは、戦後間もない1950年代頃からです。
そもそも「団地」というのは、第二次世界大戦後に国内の住宅が不足したことから、住宅の安定供給を目指して建設された集合住宅の総称をいいます。
高度経済成長期に入ると建設は盛んになり、ベビーブームが到来したこともあって、多くの子育て世代が団地生活を送っていました。
しかし、出生率の減少や、大型マンションが増えてきた影響を受けて、1970年以降、入居者の数は減少の一途をたどっています。

小林

入居者の高齢化や建物の老朽化などの問題もあると聞きました。

北田

団地は「古い建物」というイメージを持たれがちですが、実は最近、昔ながらの団地の味わいを残しながら、設備を新しくした「リノベーション団地」が人気となっています。

小林

リノベーション、時々耳にしますが、どういった意味なのでしょうか。

北田

リノベーションとは、間取りや内装まで住む人の暮らしに合わせて造り替え、新しい価値を生み出す改修のことをいいます。
リノベーション団地は、あえてレトロな雰囲気を残したまま、内装や間取りを入居者の好みのデザインに改装できる事を認めていて、人気の理由となっています。

小林

賃貸住宅で、部屋を自由に改装できるんですね。

北田

はい。こうしたデザインの自由さ以外にも、「価格が比較的安い」「広い敷地や緑豊かな環境」「住民間の交流が盛ん」といった団地がもっていた特徴も魅力として再評価されています。

小林

具体的に稼働している例はありますか?

北田

埼玉県草加市で2018年にリノベーションされた団地では、敷地のゆとりや緑の大きさを活かして、レストランやピザ窯、ドッグランや保育園、100坪の畑まで敷地内に併設しており、入居待ちが出るほど人気を集めています。

小林

とても贅沢ですね。
入居者はどれくらいの世代の人が多いのでしょうか。

北田

20代後半から30代後半と、若い世代の人が多くなっています。
2016年に行われたある調査では、20代後半の世代は、住宅を購入するきっかけは、「自分好みの空間が欲しい」という答えが1番多かった、という結果が出ています。
自分好みの空間を作れるリノベーション団地は、若い世代のニーズに合わせてますます数を増やしていく事でしょう。

小林

新しく生まれ変わる団地。
沖縄でもこうした動きが盛んになるといいですね。

ここでセミナーのお知らせです。

北田

「投資信託セミナー2020年の新興国投資はどうすべき?」
2月17日月曜日 午後2時からイーストスプリング・インベストメンツ株式会社様より講師をお招きしてお送りします。

続いては、投資信託セミナー「どうなる?米国経済」
2月18日火曜日 午後2時から

最後に、那覇支店特別企画「個人投資家向け会社説明会・投資セミナー」
2月25日火曜日 午後1時から
沖縄ハーバービューホテルにて2部構成でお送りします。

皆さま奮ってご応募ください。

小林

北田さんありがとうございました。

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