番組審議会
第515回番組審議会『報告』
沖縄テレビ放送の第515回番組審議会は令和3年6月8日に対面式で開催する予定でした。しかしながら新型コロナ感染状況の悪化から県が緊急事態宣言措置の対象となった事を踏まえ、委員からレポートによる提言を受ける形式に変更しました。
議題は3月21日放送の「学校クイズバラエティ 変遷しりしり」で、6月8日までに委員全員から次のような意見が寄せられました。
※タイトルにある「変遷」という言葉は、クイズの問題によっては違和感を覚えたが、番組としては親子で学校の今と昔を学び・楽しめる内容で良かった。
※ 視点がよく興味深い番組だが、一つ一つのテーマについて広がりと掘り下げがあるともっと見ごたえのある番組になったと思う。
※ 様々な教育現場の様子を紹介してくれたが、全体を通して少しメリハリに欠けている感があった。
※ この番組は保護者に知ってほしいのか、誰にみてほしいのか、が曖昧のように感じた。見てほしいターゲットが保護者であれば、同世代の保護者からのコメントも聞きたいと思った。
※ 番組の後半は良かったが、前半は疑問に思うことが多くあった。鎌倉幕府の成立が今の教科書では1192年ではない、というネタは古すぎるのではないか。おそらく、視聴者の多くが知っていることと思う。
※ 視聴者参加型の番組の流れができていたと思う。やはりクイズ番組は起用する司会者が大切なのだということを感じた。
※ 沖縄の戦後教育の変遷をコンパクトに、わかり易く、楽しくして、クイズ番組に制作した点を評価する。
＜ 審議委員 ＞
山内 彰委員長・宮城能彦副委員長・山川厚子委員・嘉数道彦委員・仲宗根斉委員・稲嶺佳乃委員・松元剛委員