番組審議会
第529回番組審議会『報告』
沖縄テレビ放送の第529回番組審議会を11月8日(火)に開催しました。
今回の番組審議は日本のチカラ「スーパー保育士 バムちゃん」で、委員から次のような意見が寄せられました。
※様々な障害を疑似体験して、まずはその人の立場に立って考える。なかなか出来ないことであり、その姿勢がとても素晴らしいと感じた。
※子育て世代や彼らを取り巻く社会に対して、様々なメッセージが散りばめられていたように感じた。子育てをしていく、支えていく上でそれらのメッセージを実践することは簡単ではないかもしれないが、ヒントの一つになったと思う。
※羽地さんの言葉で印象に残っているのが多い。「雑草があることが大事」とか、「雨が降るから優しくなれる」など。そういう言葉をちゃんと拾い上げる制作者のほうにも、優しさがあるという気がした。
※母親になると、いきなり全ての責任を一気に背負うような感覚にもなるし、また完璧な母親にならなければいけないと勝手に思い込んでしまう。視聴者の母親たちもこの番組で、心が開放的になる場所があることを知ってくれたらと思った。
※意識の高い保育士さんほど運営に疑問を感じている方が少なくない。保育士のやりがいというか、本質をうまく伝えてくれる番組だなと感じた。
※パートナーのお父さんが、保育士として、凜さんの母さんとしての羽地先生=バムさんをどういうふうに見ているのかな、というところが一言欲しいと思った。
※家族のキャンプのシーンがあまり早く出過ぎたと思う。もうちょっとスーパー保育士であるということを印象付けたあとに、「実は」みたいな感じでもってきたほうがもっとキャラクターが立った。
「民放連 放送基準」が一部改正されるのに伴い、沖縄テレビの放送基準の変更について諮問し、「妥当」との答申がありました。
出席:宮城能彦委員長 松元剛副委員長 仲宗根斉委員 新城和博委員 宮里早香委員
欠席:稲嶺佳乃委員(レポート) 我那覇奈緒委員(レポート)