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至福のキャンプ珈琲~自家焙煎にチャレンジ~
大自然を感じながら飲むドリップコーヒーは格別ですよね。
キャンプで楽しむコーヒーを更に美味しくするために自分自身で生豆から焙煎してみませんか?!
今回は自分好みに焙煎するコツや必要な道具などをご紹介します。
目次
楽しくて簡単な焙煎をキャンプの新定番に!
キャンプ場でコーヒー豆を挽いてドリップコーヒーを楽しんでいる人は大勢いますが、豆の焙煎からやっている人はそう多くはないと思います。
「焙煎は難しいのでは?」と思われている方もいると思いますが、焙煎こそキャンプで挑戦してほしいトピックです。
焙煎したてのコーヒーを飲んでチルタイムを満喫しましょう!!
準備するもの
・コーヒーの生豆(焙煎される前の生のコーヒー豆)
・手あみロースター
・ガスバーナー
・コーヒーミル
・ケトル
・ドリッパー
・フィルター
生豆は那覇市松川にある自家焙煎珈琲工房ローリングビーンズで東ティモール産のものを購入しました。
東ティモールの豆は、比較的やわらかく温度が低くても焙煎しやすいとのことで、のど越しは爽やかな酸味が特徴ということですよ。
意外とかんたん!8ステップで自分好みに焙煎
《手順》
①生豆を水に浸して洗う
⇒米を研ぐように、豆の表面にある薄皮をふやかして取ります。
②豆の水気をきる
キッチンペーパーなどで十分に水気をきりましょう。
③いざ!焙煎
手あみロースターの中に生豆を入れて火の上で焙ります。
【ポイント】
今回は火力が安定しているガスバーナーを使いました。
中火で高さ10~15センチぐらいの所で網を水平に保ちながら焼きムラがでないように振り続けましょう。
焙煎作業には時間がかかるので無理のない体勢で行いましょう。
④薄皮を飛ばす
手あみロースターを振っていると「チャフ」と呼ばれる薄皮がはがれて飛んできます。
室内だと薄皮が飛び散り汚れてしまいますが、屋外だと気にすることなくローストできます。
【焙煎のステップ】
⑤1回目の爆ぜ(ハゼ)
10分程焙り続けるとコーヒー豆が「バチバチ」と弾ける音がしてきます。
豆の色も薄緑色だったのがだんだんとオレンジ色に変わってきます。
豆がリズミカルに爆ぜる音に胸が躍りますよ。
⑥2回目の爆ぜ(ハゼ)
さらに焙り続けると今度はチリチリとした音がしてきます。またコーヒー豆から煙がでて芳ばしい香りがしてきます。
2回目の爆ぜはじめたぐらいが「中深煎り」程度になっていますので、そこからは自分の好みで焙煎してください。
⑦深煎り
ビターな味わいが好きな方は続けて焙煎していきます。
豆の色に注意しながら好みの炒り加減を見極めて火から下ろしましょう。
私は深煎りと中深煎りの間ぐらいにしました。
⑧コーヒー豆を冷ます
別の容器に移し替えて冷ましたら焙煎完了です。
冷ました後は、焙煎したコーヒー豆を挽いていきます。細かく挽きすぎると雑味が出てしまうのでご注意を!
心を穏やかにドリップを楽しむ
ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、その中に挽きたてのコーヒー粉を入れます。
口が細いケトルからお湯を細く注いでいきます。「の」の字を描くように2周することで豆全体を蒸らす事ができます。
【ポイント】
お湯を注いだあとは1分ほど放置して蒸らします。そうすることで味が出やすくなります。
蒸らした後は、ゆっくりとお湯を注ぐを繰り返し、出来上がりです。
豆の焙煎から1杯のコーヒーを飲むまでに費やした時間は1時間ほど。
はたして気になる味のほうは・・・!?
「ズズッ・・・」
「ほわ・・ほわ・・・」
酸味と苦みが丁度よく出ていてすごく美味しかったです。
手間暇をかけた分だけ、より愛らしく美味しく感じられました!
五感が喜ぶコーヒー焙煎!
コーヒー豆の色の変化や、パチパチとなる爆ぜ音、コーヒーの良い香りなど焙煎には人間の五感を刺激する要素が詰まっています。
皆さんもぜひ、いい香りに包まれながら自然の中で味わう「至福のキャンプ珈琲」をご堪能あれ!
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