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【防災キャンプ】キャンプをしながら防災訓練
「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉がありますが、近年では熊本地震や西日本豪雨など忘れる間もなく立て続けに各地で災害が起きています。
沖縄でも毎年台風が接近し停電などの被害がでていますが、こうした非常事態にキャンプの経験が役立ちます。
防災士の資格を持つ大城良太アナウンサーが防災グッズとしても活躍するキャンプ用品や防災知識をご紹介します。
目次
キャンプをすることで防災意識の向上にもつながる
防災グッズを買って災害に備えている人も多いと思います。
しかし、いざという時に防災グッズをちゃんと使えますか?
備蓄している食品の賞味期限は大丈夫ですか?
災害時に水や電気、ガスなどが使えない状態はアウトドアと同じです。
日頃、楽しくキャンプをする事で自然と防災への知識が高まり「防災訓練」になるのです。
災害時に「慣れない避難所生活で疲れがとれない」という話はよく耳にしますが、普段からテントやコットで生活するのに慣れていれば少しは避難所生活が楽になると思います。
キャンプでも使える防災アイテム
LEDランタン
災害時に灯がないと不安になってしまいます。長い時間点灯できるLEDライト、ランタンがあると何かと便利です。電池や充電で点灯できるので子どもでも扱えます。
LEDランタンをインテリアとして日常でも使えますよ!
ポータブル電源
近年注目されているのがポータブル電源です。沖縄では台風が接近する前に停電対策として購入する人も多いそうですよ!
今回持ってきたポータブル電源は、ホームセンターメイクマンで販売している「エスケイジャパン ポータブル蓄電池(SKJ-MT500SG)」。
このくらいの容量(500Wh~)のポータブル電源があれば、スマートフォンを充電できるだけでなく、夏場はポータブル冷蔵庫や扇風機を繋いて涼をとれたり、冬場は電気毛布や電気ストーブで暖を確保できたりします。
携帯用浄水器
災害時に真っ先に無くなるのが飲料水です。東日本大震災の時にはスーパーやコンビニ、自動販売機から飲み物が消えました。
そんな時でも簡易浄水器があれば飲み水を確保することができます。
キャンプでも、流れている川の水や湧き水を浄化することで飲料水として使用できます。
今回訪れたキャンプ場「DENKU CAMP FIELD(田空ハーソー公園)」には、具志堅のフプガー(大川)と呼ばれる豊富な湧水が流れていたのでその水を浄水しました。
携帯用トイレ
災害時に排水溝が破損しトイレが使えなくなることもあります。便意や尿意を我慢すると体調不良になってしまうので携帯用トイレは必需品です。
ブッシュクラフトなど山奥でキャンプする人たちもトイレに困ることが多いので、携帯用トイレを準備しておくと便利です。
雨具代わりにもなる「ポリ袋」
非常時に役に立つのがポリ袋です。
汚れものを入れたり、荷物をまとめるだけでなく、3カ所をカットして被れば・・・
このように雨具にもなります。
この日はものすごく暑い日だったので、なんともいえない表情をしていますね・・・
ポリ袋はサウナスーツにもなりそうです。
ローリングストック
皆さんは「ローリングストック」という言葉を聞いたことはありますか?
ローリングストックとは備蓄した食品を定期的に消費し、食べた分だけ買い足していくという方法です。
備蓄していた食糧の賞味期限が切れていたということを防ぎ、常に新しい非常食が備蓄されている状態を保つことができます。
キャンプやアウトドアでご飯を作る際に備蓄していた缶詰などを活用することで簡単にローリングストックができますよ!
キャンプをしていると「不便を楽しむ」という考え方が身についてきて、自然と周りにある物を工夫して使おうという意識が芽生えてきます。
今回ご紹介した「防災」というテーマが、皆さんがキャンプを始める(より深みにハマる)きっかけになれば幸いです!
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