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渡嘉敷の過ごし方(夏篇)生後9ヶ月の息子と巡った沖縄・慶良間諸島の渡嘉敷島の旅~maakomind(まあこまいんど)とロウの場合~
目次
赤ちゃんを連れての旅。本人の記憶には残らないし……とためらっていませんか?
「記憶に残らなくても、体験したことは子どもの生きる力のベースになると思う」と語るのは、インスタグラマー湯浅真亜子ことmaakomind(まあこまいんど)さん。
ワールドトラベラーとして世界中を旅していましたが、コロナ禍で海外への渡航が困難に。息子の ロウくんを授かったこともあり、改めて自分に向き合うことになったそう。そこで気が付いたのは「子どもがいることでの新しい視点や気づき」でした。今回はそんなmaakoさんが、生後9ヶ月のロウくんと巡った沖縄・慶良間諸島の渡嘉敷島の旅をお届けします。
渡嘉敷島ランチはどこで食べる?
渡嘉敷島の阿波連集落の中心付近に位置している「喰呑屋バラック」
那覇・泊(とまり)港(愛称:とまりん)からフェリーで70分。渡嘉敷島に到着したmaakoさんは、マリンライナー乗り場向いにあるバス停から「とかしき観光バス」に乗って阿波連ビーチへ。そこから向かったのはランチのお店「喰呑屋バラック」です。
「喰呑屋バラック」は、渡嘉敷島の阿波連集落の中心付近に位置していますので、この付近であればどの宿泊施設からも歩いてアクセスできる場所にあります。
オーダーしたのは「沖縄そば」と「じゅーしー」。あっさりとしているのにカツオだしがしっかりときいた沖縄そばと、優しい味わいのじゅーしーは「めちゃウマ」とのこと。
なによりもmaakoさんが嬉しかったのは、赤ちゃん連れの旅にみんながやさしいこと。観光客の方も、お客さんも話しかけてくれます。島ならではのコミュニケーションに、 ロウくんもすっかりご機嫌に。
集落からすぐ!まずは阿波連ビーチへ
ランチを終えたふたりが向かったのは、阿波連ビーチ。集落から3分程度で着けるのに海も真っ青。町から近い場所にビーチがあるのは、赤ちゃん連れにもとても便利ですね。
とはいえ、夏の渡嘉敷島の日差しはとても強いです。この日は1時間程度で切り上げてホテルへ向かいます。ホテルも徒歩圏内なので、頑張ってビーチで粘る必要がないのが、渡嘉敷島の旅の良い点です。
「とかしくビーチ」が目の前「とかしくホテルマリンビレッジ」
maakoさんが選んだのは「とかしくホテルマリンビレッジ」。「とかしくビーチ」が目の前という絶景ロケーションのホテルです。なんと、慶良間諸島でビーチサイドに面しているのはこのホテルだけ。
新館・本館あわせて56室あり、洋室と和室があります。この旅では最初に阿波連ビーチに行きましたが、ホテルでは那覇からの船の到着にあわせて、渡嘉敷港まで送迎バスが来てくれて、バスで約10分ほどで到着します。
今回maakoさんが選んだのは、ロウくんがゴロゴロしても安心の和室。畳の広い部屋ですね。お部屋はとても静かで、自然の音以外の音がしません。おかげで夜もぐっすり眠れたそう。
この部屋はオーシャンビューで、「とかしくビーチ」のサンセットもちょうど見える絶景スポット。
1階のコンビニでは、会計を部屋付けにできます。赤ちゃん連れだと荷物も多いし、部屋付けは助かりますね。
抱っこしながらの支払い対応って面倒。細かい配慮が嬉しいですね。
Information
- とかしくマリンビレッジ
- 住所
- 沖縄県島尻郡渡嘉敷村字渡嘉敷1919-1
- 電話
- 098-987-2426
- URL・SNS
- HP
赤ちゃん連れで渡嘉敷島の夕食はどうする?
親子連れも多い「ペンション ニライカナイ」の居酒屋
夕食に訪れたのは「ペンション ニライカナイ」の居酒屋。居酒屋に子連れ?と思われるかもしれませんが、居酒屋で夜ご飯を食べるのは、沖縄ではけっこう普通の文化。そう遅くない時間だと、親子連れも多いんですよ。なお、このお店は送迎もしてくれて、さらに禁煙なので子連れにも安心です。
「店員さんが優しくてホッとしました」とmaakoさん。特に赤ちゃんだと、いつグズってしまうか心配だったりするのですが、店員さんに相談したら「帰りの車は早めることもできますよ」と優しいひとことが。さらに「みんながちゃんと赤ちゃんを見ていてくれる感じ」がして安心してご飯を食べられます。
Information
- 居酒屋 ニライカナイ
- 住所
- 〒901-3502 沖縄県島尻郡渡嘉敷村阿波連124
- 電話
- 098-987-3422
- URL・SNS
- HP
「ニライカナイ」での夕食後は、お腹もいっぱいになってホテルに戻ったらぐっすり。
翌朝は、ホテルのビュッフェでの朝食。テラス席にロウくん用の椅子も用意されていたり、無糖ヨーグルトやフルーツ、パンなど離乳食にもなりそうなご飯もあったりで、美味しくいただきました。
とかしくビーチを貸切!宿泊ならではの特権
朝食を済ませたら、目の前の「渡嘉志久(とかしく)ビーチ」へ向かったmaakoさん。渡嘉敷島のほぼ真ん中に位置するビーチで、白い砂浜とエメラルドグリーンの美しい海が印象的。
波が穏やかで、岸から300mくらいまで遊泳区域なので、シュノーケルでもサンゴ礁や熱帯魚を見られますよ。運が良ければウミガメにも会えるかもしれません。
フェリーや高速船の第一便もまだついていない朝の時間帯は、まるで貸切のような状態で海をひとり占めできました。
日差しをよけるために、ビーチテントを持参。ビーチで過ごすなら、組み立てがカンタンなテントを持っていくのは良いアイディアですね!気の向くままに水遊びをしたり、テントでくつろいだり。
「赤ちゃん連れだと、マリンアクティビティとかはしないんですが、こうやってゆっくり浜で過ごすだけでも幸せですね」とmaakoさん。ふたり共にいい時間が過ごせたようで何よりです。
赤ちゃん連れでも、海中を見たい場合は?
水中遊覧船の「イエローサブマリン」
「ダイビングやシュノーケリングはまだ無理」そんな小さなお子さん連れでも家族でケラマブルーを楽しめるのが、水中遊覧船の「イエローサブマリン」。阿波連湾内のサンゴ礁スポットを40分かけてゆっくりと回ります。
小さな潜水艦のような形をしていて、船底が通常の船よりも深く作られている潜水艦型ガラスボートです。水着やダイビングスーツに着替えたりなどの準備をしなくても、そのままの服装で渡嘉敷島の美しい海中が楽しめます。
座席の両側の窓から同じ目線で水中が見られるのが特徴。サンゴやお魚が目の前に見えます。
maakoさんもダイビングとは違った感じで楽しめたようで良かったですね。運が良ければウミガメも見えるそう。
Information
夏の渡嘉敷島の素敵なところ
渡嘉敷島の素敵なところは「キレイなところ」と語るmaakoさん。観光客がたくさん来るのに、ゴミ一つ落ちていないビーチが素晴らしいそう。
海のキレイさもそうなのですが「ゴミが色々落ちてるビーチって、親がより気を使って子どもを見ておかないといけないし、危険で心配」とのこと。子連れならではの視点ですね。そんな心配がない渡嘉敷島は、人々のやさしさも相まって赤ちゃん連れでも安心して旅ができる場所だといいます。
maakoさんは一時、「子どもがいると、旅行に行けないのかなと思ったこともあったんです」と思ったそうですが、生まれてみたら逆にクリエイティブな気持ちが生まれてきて
「もっと楽しくワクワクするような冒険をしたい!」ともっと楽しくなったそう。
ワールドトラベラー maakomind(湯浅真亜子)さん
ワールドトラベラーとして世界各地の美しい景色や壮大な自然を、独自の感性で捉えインスタグラムで発信。フォロワーは9.6万人
公式Instagram:@maakomind
著書:『明日を向いて笑ってますか』(ぴあ)
Information
- 泊港~渡嘉敷村
時刻表 運行状況 WEB予約
https://tokashiki-ferry.jp/Senpaku/portalフェリーとかしき 所要時間 約70分
※2023年11月6日(月)~12月5日(火)30日間 ドック入りのため運休
「渡嘉敷フィルムフォト&ムービーフェスティバルVer.2」作品募集中!
渡嘉敷村観光協会主催「渡嘉敷フィルムフォト&ムービーフェスティバルVer.2」では作品を募集中。慶良間諸島で撮った作品が対象のコンテストでInstagramから応募可能。
2023年の締め切りは10月7日なので、応募はお早めに!
※詳細・賞品は公式サイト「応募要項」からご確認ください。
https://tokashiki-film.com/festival/guideline.html
※本記事の情報は2023年9月28日現在のものです。
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