グルメ,テイクアウト,フレンチ,地域,宜野湾市,本島中部
本格フレンチシェフが手がけるお弁当&お惣菜「maon(マオン)」(宜野湾市)
宜野湾市愛知に店を構える、お弁当とお惣菜のお店「maon(マオン)」をご存知でしょうか?
その昔、浦添市牧港の住宅街で名をとどろかせたフレンチの名店レストランマオンが、2022年にお弁当とお惣菜のお店「maon(マオン)」としてオープンしました。
どんなおいしいお弁当がいただけるのか、ワクワクしながらさっそくお店へ行ってみました。
目次
惜しまれつつ閉店したレストランマオンの味を娘が受け継ぎ復活!
レストランマオンは、1987年に浦添市牧港にオープンし、2017年までオーナーシェフの座間味さんとご家族が支え合いながら30年間営業を続けた、知る人ぞ知るフレンチの名店です。
座間味さんの奥さまの体調不良をきっかけに、惜しまれつつも閉店したレストランマオン。
ですが、オーナーシェフである父の味をどうしても復活させたい!という一心で、娘の松田さんがレストランマオンがデザートとして提供していた無添加アイスの販売を開始。移動販売形式のアイスの店maon(マオン)として復活したのが、2018年のことでした。
その後、松田さんの熱意に後押しされる形で、調理担当として再び座間味さんがキッチンに立ち、お弁当とお惣菜の店maon(マオン)を2022年にスタートさせました。
そこで今日は、フレンチシェフのつくるお弁当とお惣菜を爆買いしてきましたよ!
できたて熱々をお持ち帰り「maon(マオン)」のお弁当
店内のカウンターには定番メニューの写真、黒板には本日のおすすめランチBOXのメニューが書いてあります。
娘の松田さんに、おすすめのお弁当は?と聞くと、「全部おすすめ!特に10日間煮込んだデミグラスソースがめっちゃおいしいです!デミグラスソースはトンカツとハンバーグにかかっていますよ!」とのこと。
お父さまの作る料理を心から愛している様子にほっこりします。
娘さんイチオシのデミグラスソースにひかれ「トンカツ丼」と、キッズメニューの「ハンバーグ丼」をセレクト。
黄色いルーの「スパイススリランカカレー チキン添え」と、今月のスペシャルランチ「豚ロース肉の生姜焼き丼」もオーダーしました。
カウンターのショーケースにも、なんだかおいしそうなお惣菜が。素通りできず、「赤魚のじゃがいも焼き(210円)」も購入しました。
もちろん、「maon(マオン)」復活のきっかけにもなったアイスも、忘れずに。
オーダーを受けてから調理する、でき立て熱々のお弁当と、冷んやりアイスをお持ち帰りします。
10日間煮込んだ「maon(マオン」店主イチオシのデミグラスソース
さっそく、店主イチオシのデミグラスソースがかかった、トンカツ丼をいただきます!
■トンカツ丼(1,300円・税込)
大きなトンカツが1枚。大ぶりにカットされ、一切れ箸で持つとその重量感に驚きます。
大きく口を開けて、かぶりつく。トンカツはとても柔らかく、ふかふかのパン粉に包まれて食べ応えがあるのにやさしい食感。
マッシュルームがゴロッと入ったデミグラスソースも、濃厚でコクがあるけどやさしい味。豚肉の甘さが引き立ちます。
特製ドレッシングのサラダとトンカツで、ごはんがすすんでしょうがない。大きなトンカツとたっぷりのごはんで、満足感があるランチBOXです。
■(Kid’sメニュー)ハンバーグ丼(670円・税込)
私の娘用にとオーダーしたのは、小学校低学年向けのキッズメニュー「ハンバーグ丼」。デミグラスソースがたっぷりかかった大きなハンバーグと、からあげが入っています。
粗挽きのひき肉で、食べ応えのあるハンバーグに、カリッと食感のからあげがひとつ。
ガッツリ系のキッズ用弁当です。本格的なプロのハンバーグが子どものうちからいただけるなんて、君たちは幸せ者だよ!
一味違う!フレンチシェフのカレー弁当&生姜焼き丼
フレンチシェフの座間味さんが作るスリランカカレーに興味がわき、注文した一品が、こちら。
■スパイシースリランカカレー チキン添え(1,000円・税込)
黄色のカレールーと黄色いサフランライス、ライスが見えないくらいたっぷりのったフライドチキン。このボリュームで1,000円とは、なんてお得!
とろりとしたカレールーは、ほんのり野菜の甘味とピリリと刺激的なスパイスの辛さのバランスがばっちり。
3本も入った骨付のチキンにかぶりつき、本格的なスパイスカレーもいただける贅沢なカレー弁当です。
■豚ロース肉の生姜焼き丼(900円・税込)
今月のスペシャルランチBOXは、みんな大好き生姜焼き!
大きな豚ロース肉がランチボックスを埋め尽くす「maon(マオン)」の生姜焼き丼。厚切りなのに柔らかい豚肉と甘辛い生姜のソースがよく絡んで、いくらでもごはんが進みます。
お昼時間に食べたくなる定番の味といえばカレーと生姜焼きですが、フレンチシェフの手にかかれば、家庭では味わえない本格的で深いコクの絶品ランチに!
「maon(マオン)」のお弁当なら、一味違うランチタイムが楽しめますよ。
食卓が華やぐ「maon(マオン)」の主役級デリ
お弁当も大満足のおいしさですが、maon(マオン)はお惣菜も本格的です。
■赤魚のじゃがいも焼き(210円・税込)
細切りにしたジャガイモで赤魚を包んで焼いた一品。一口ほおばると、カリカリに焼かれたじゃがいもとお魚の柔らかい食感が相性バツグンで、メインディッシュにもなるおいしさです。
じゃがいものなかに感じる爽やかな柑橘系の香りは、オレンジの皮。このひと工夫で赤魚が上品で香り高いお惣菜に生まれ変わります。
この味とクオリティで210円はとてもリーズナブル!
食後のアイスで「maon(マオン)」の味を満喫
お弁当とお惣菜を思う存分堪能した後は、食後のデザートタイムです。
「zakuzaku veganスコーンアイス」と「月桃アイス」をいただきます。
乳製品を使わない「zakuzaku veganスコーンアイス」は、ココナッツのやさしい甘さと香ばしさを感じるスコーンが溶け合って、クセになるおいしさ。「月桃アイス」は、シャーベットのような軽い舌触りで、月桃の風味がアイスとして味わえる「maon(マオン)」の人気商品です。
アイスのフタの裏には、maon(マオン)の味をまた多くの人に食べてもらいたいという、松田さんの想いがつづられています。
キッチンに立つ座間味さんは、「いまは娘の店のお手伝いだよ」と、うれしそうに話します。
カウンターから元気な声でオーダーが入ると、さっそうと調理をする、父と娘が新たにスタートさせたお弁当とお惣菜の店「maon(マオン)」。ぜひ、復活したフレンチシェフの味をご堪能ください。
Information
- お弁当とお惣菜の店 maon(マオン)
- 住所
- 〒901-2206
沖縄県宜野湾市愛知2-1-6 - 電話番号
- 090-2394-3530
- 営業時間
- 11時~17時
- 定休日
- 日曜日・月曜日・祝祭日
- 駐車場
- あり(店舗裏コンビニ側)
- クレジットカードの利用
- 可
- 電子マネーの利用
- 可
- HP・SNSのリンク
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