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シーズン終盤に新たに誕生したこと【崎山一葉の”12”がつながるスタジアム】<FC琉球応援企画>
去る12月2日、FC琉球は2023シーズンすべての試合日程を終えました。
そしてこの季節は、今季限りで球団を卒業する選手や、これまでFC琉球で戦ってくださった選手の引退など、さまざまな決意の発表が行われる時期でもあります。
いろいろな感情が生まれるなか、今回はシーズン終盤に新たに誕生したことを書きたいと思います。
岡澤選手のJリーグ初ゴール
まずは、私が生中継のインタビューを担当した今シーズン最後の試合、11月11日の鹿児島ユナイテッドFCとの一戦。
FC琉球は岡澤選手と平松選手のゴールで見事、勝利しました!
なんと、先制ゴールを決めた岡澤選手にとって、Jリーグ人生初ゴールが生まれたのです。
10月頃から、ゴールに対する想いを強く公言していた岡澤選手。
試合後には沖縄のスタジアムに足を運んでくださったお父様の姿を探して、手を振ってお互いが喜んでいた様子が印象的です。
インタビューでも、大きなプレゼントを贈れたと話してくれました。
ラストゲームで初スタメンを飾った、ゴールキーパーのジョン・ジワン選手
次に、シーズンラストゲームで初スタメンを飾った、ゴールキーパーのジョン・ジワン選手。
落ち着いた動きでゴールを守り切り、たくさんのピンチを防ぎました。
韓国から日本に来て、約1年間ベンチの外からチームを見守り、練習を重ねて掴んだチャンスにしっかりと結果を残したデビュー戦でした。
また、驚いたことに入団当初は日本語が殆ど話せなかった彼は、今回、サポーターのみなさんからの祝福の言葉に、流暢な日本語でコメントを返していました。
プレー以外にも、努力を惜しまない姿がピッチにも現れていたんだと思います。
サポーターの方々が途絶える事なく声援を送っていた最終戦
そして最終戦は、アウェイの福島県。
気温も下がり寒い中、多くのサポーターの方々が足を運び、途絶える事なく声援を送り続けていました。
私も福島の地に足を運ばせていただき、2度と同じ景色のない瞬間をしっかりと目に焼き付けました。
そして、スタジアムから駅に帰る際には、現地のサポーターさんが距離のある駅まで送ってくださいました。
初めてお会いして話をする中で、そのサポーターさんが私に対する印象などを話してくれました。
地元とは違う地でも、私の事を認識してくれていて、インタビューの内容などについての質疑を繰り広げることができました。
試合前後のインタビューをしっかりと聞いてくださっていて、とても身の引き締まる想いとともに、私にとって新たな感謝の気持ちが生まれたタイミングでした。
1年間、試合を支えてくださった球団運営スタッフ、サポーターのみなさん、ボランティアのみなさん、中継スタッフ、そして悔いのない一戦一戦を重ねてくださった選手・チームスタッフのみなさんに敬意を込めて、この場をお借りして今シーズン、お疲れさまでしたとお伝えさせていただきます。
また2024シーズン、必ず感動をいただけることを楽しみにしています。
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