カフェ,グルメ,タコス・タコライス,地域,本島南部,那覇市
楽しい音楽とおいしいタコスを楽しむなら!「Vidaloca(ヴィーダロカ)」(那覇市)
那覇市寄宮、よく愉快なライブ音楽が聞こえ、楽しそうな人々が出入りするお店があります。
鮮やかな青の外観とオレンジのドア、長く伸びたサボテンがメキシコらしく、おいしいタコスと音楽が楽しめると噂の「Vidaloca(ヴィーダロカ)」に行ってきました!
目次
音楽好きにはたまらない「Vidaloca(ヴィーダロカ)」の店内
「Vidaloca(ヴィーダロカ)」は、ご友人同士である鈴木達也さんと川内一範さんが2人ではじめたお店です。
数年前まで東京で音楽にかかわる仕事をしていた鈴木さんと、DJ ICHIとしても活動する川内さん。店内には本格的なDJ機材や、川内さんがセレクトしたレコードがあり、音楽好きにはたまらない空間になっています。
沖縄では「Vidaloca(ヴィーダロカ)」にしかないレコードが多く取り揃っているそうで、レアのレコードを求めてやってくるレコードコレクターも多いのだとか。
ほかにも店主のご友人の作家さんが作ったさまざまな商品が並んでいて、チェックしに度々来てしまいそうです!
どこにも負けない!店主自慢のタコス
店主の鈴木さんが「うちのはどこにも負けない!」と自信を持ってオススメするのが、タコス「450円(税込)」。
「カルネアサダ(ビーフ)」「カルニタス(ポーク)」「ポヨ(チキン)」の3種類があり、今回は「ポヨ(チキン)」をいただきます。
燻製唐辛子をベースにしたソースでホロホロになるまで煮込んだチキンは、ピリ辛ですが、辛すぎずやさしい味付けです。トマトのサルサソースとライムをかけると、爽やかさがプラスされてさらにおいしい!
一から店内で手作りされているトルティーヤは、とうもろこし粉を使用し、柔らかめの生地でもちっとした食感です。
辛さの調節は、4種類のハバネロソースで。
私は辛いものが食べられないのでそのままいただきましたが、夫は店主オススメの「SMOKED HABANERO」のソースでいただきました。燻製の香りとしっかりした辛さがタコスとよく合い、ハマるおいしさなのだそう。
トロッと炙りチーズが食欲をそそる「ブリトー」
次はブリトーをいただきます!ブリトーとは、小麦粉でできた大きめのトルティーヤでさまざまな食材を包んだ料理のことで、主にアメリカ南西部やメキシコで食べられています。
「Vidaloca(ヴィーダロカ)」ではチリとトマトがベースの少しスパイシーな赤ソースと、パクチーと緑トマトベースでスパイシーさを抑えた緑ソースのブリトーがあります。今回は「チキンブリトー ハーフ 780円(税込)」を選びました。
トルティーヤ生地のなかに、メキシカンライス、チキン、ワカモレ(潰したアボカドとスパイスを混ぜたもの)、フリホーレス(インゲン豆と玉ねぎのペースト)がたっぷり入っています。
ナイフで切ってみると、具材がぎっしり詰まった断面ととろりと溶けたチーズに食欲をそそられます。
スパイシーな味わいに、トマトのまろやかさと炙ったチーズのスモーキーな香りがマッチしてとてもおいしいです!
爽やかな「無農薬レモンのレモンスカッシュ 530円(税込)」との相性も抜群!
こだわりの焙煎豆で作ったアフォガートとコーヒー
デザートに「アフォガート 530円(税込)」と「ホットアメリカーノ 500円(税込)」をいただきました。
コーヒー豆は、鈴木さんのご友人が営む東京都鴨川区の「みほし珈琲焙煎所」の中煎りを使用。エルサルバドルとエチオピアの豆がブレンドされていて、ほどよい酸味があり、特徴的な香りと飲みやすさを兼ね備えたコーヒーです。
ブラックはもちろん、バニラアイスに合わせても絶品でした。
アーティストの表現の場となっている「Vidaloca(ヴィーダロカ)」
「ホットコーヒーのカップも友達が作ったものなんです。昔、音楽と陶器で何か面白いことがしたいと思って長崎まで交渉に行ったんですよ!それから友達になりました。」
とうれしそうに話しながら、ていねいに作られた「波佐美焼(はさみやき)」のカップを紹介してくれた鈴木さん。
記事冒頭でも少し紹介しましたが、店内にはマグカップに鉢、Tシャツ、キャップ、CDなどジャンル問わずたくさんの商品がならんでいます。そしてその全てが、鈴木さんのご友人たちが作った作品なのだそう。
「メニューカバーも友達が作ったんですよ!オープンからずっと使っています」と鈴木さん。年季の入ったメニューカバーから大切に使っていることが伝わります。
鈴木さんと話していると、出会った人を大切にし、ご友人たちから生まれる表現や作品を「Vidaloca(ヴィーダロカ)」をとおしてお客さまに伝えようとしていることが伝わってきます。
「Vidaloca(ヴィーダロカ)」で催される音楽ライブを訪れると、場にいる人みんなが自由で楽しそうな表情をしている理由がわかる気がしました。
作品を販売したり、アートの個展やライブを積極的に行っている「Vidaloca(ヴィーダロカ)」。
インタビューの最後に、鈴木さんは「アーティストとお店、アーティスト同士などがコラボしてものを創りだすことで、相乗効果でファンが増えたり、もっと面白いものを創っていきたいんです。」と話してくれました。
これからも県内外問わず、さまざまなアーティストによって新しい表現が「Vidaloca(ヴィーダロカ)」で生まれることでしょう!
「Vidaloca(ヴィーダロカ)」が提案する「タコス甲子園」
「Vidaoca(ヴィーダロカ)」では、沖縄No.1のタコスを決める「タコス甲子園」が不定期に開催されます。
「ウチのタコスはどこにも負けないくらいおいしい!」
「じゃあ、タコスのNO.1を決めましょうよ!」
という鈴木さんと川内さんの会話から「タコス甲子園」の構想が生まれたそう。
フライヤーやルールを作り、まずは店舗で開催することで沖縄のタコス界を盛り上げています。
沖縄パレットリウボウでの沖縄大会や、東京代々木公園での全国大会の開催を夢に、いまは「Vidalova(ヴィーダロカ)」店内でさまざまなお店がタコスのおいしさを競っています。
「Vidaloca(ヴィーダロカ)」から、沖縄県内のタコス店全体がさらに盛り上がっていくのが楽しみです!
Information
- vida loca
- 住所
- 〒902-0064
沖縄県那覇市寄宮3−18−46 - 電話番号
- 098−959−8384
- 営業時間
- 10時〜16時(L.O.15時)
18時〜23時(L.O22時)
*日曜日のみ:10時〜18時(L.O.17時) - 定休日
- 木曜日
- 駐車場
- なし(近隣にコインパーキングあり)
- クレジットカードの利用
- 可
- 電子マネーの利用
- 可
- HP・SNSのリンク
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