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金城 晋也(リップサービス)

金城 晋也(リップサービス)

「沖縄の披露宴あるある」をヒントに、新しい番組企画を思いつきました!【リップサービス金城晋也の「こちら舞台袖」】

リップサービス金城晋也の「こちら舞台袖」

唐突に何を?とお思いでしょうか。頼まれてもないのに番組企画を考える、これは僕の趣味でもあります。
せっかく思いついたので沢山の方の目に触れるであろうここに書いておきましょう、そういうわけです。
つまり今回はコラムではなく、テレビ局さん宛の企画書となります。(勝手にすみません)
それでは参りましょう!リップサービス金城晋也の「こちら舞台袖」はじまりはじまり~。

目次

ヒントは「沖縄の披露宴あるある」

沖縄の披露宴は独特、だなんてよく言われますね。代表的なものはやはり「カチャーシー」でしょうか。
余興の最後はカチャーシー、これは紛れもなく沖縄披露宴あるあるです。コロナ禍で「カチャーシー無し」の披露宴も経験しましたが、その時の淋しさったら無かったです。両家の幸せをかき混ぜる、なんて素晴らしいプログラムなんでしょう。

沖縄の結婚式の代表的な余興「カチャーシー」
とある披露宴でのカチャーシーの一幕。全員名手でした。

ゲストの数の多さも、沖縄の披露宴を語る上では欠かせません。
平均200~300人規模とも言われるゲストの数は、県外に比べると圧倒的な多さです。(ちなみに僕が聞いた中で一番多い列席者は約800人!二会場を使っての披露宴だったそうです。)

放送作家・キャンさんの披露宴で頂いた可愛い座席表。

乾杯の音頭よりも先に飲み始める、これも沖縄独自の風習でしょうか。開場と同時にやってきて、席に着くなり瓶ビールの栓を開け、一人黙々と酒を飲むおじさんの姿には、もはや気品すら感じます。「あるある」を通り越して「様式美」と呼んでも良いでしょう。

沖縄 結婚式 乾杯
乾杯前に宴がスタート。みんな早くお祝いしたいんでしょう。

今挙げた「沖縄披露宴あるある」を存分に詰め込んだのが今回の企画になります。
メインとして扱うのはそう「カチャーシー」です。

番組名は「カチャーシーダービー」‼︎

さてこの「カチャーシーダービー」どんな内容かと言いますと、披露宴でのカチャーシーの際「誰が一番先に舞台に上がるか」を予想する番組です。

MCは二人、ゲストも交えた複数名は披露宴会場隣の部屋にスタンバイ。開場と同時に披露宴会場の様子をモニタリングします。仲間との再会を喜ぶ同級生のテーブル、余興の最終確認に余念がない職場仲間、颯爽とお酒を飲み出す様式美のおじさんなどなど、早速個性が出てくるでしょう。列席者が徐々に集まりだし、いよいよ披露宴がスタート。宴は進み、お酒も進みます。この辺りからMC陣は「カチャーシーダービー」の予想をし出すわけです。「あのテーブルのあの人は良いポジション取り」「友人代表挨拶がウケたあの人はテンションが上がってる」「あの人は見た目的に絶対にカチャーシーに命かけてるタイプ」「あのおじさんは飲みすぎ!」などあーだこーだ言いながら予想をし合います。

途中、新郎新婦から事前にリサーチしたデータを投入するのもいいでしょう。「〇〇さんは地元じゃ有名な踊りの名手」「親戚の△△おじさんはお祭り男」「友人の□□さんは二次会の司会」などなど、有益な情報がここで集まってきます。「二次会の司会で緊張してるから、カチャーシーどころじゃないだろう」なんて言いながらダービーからは脱落していきます。

一体だれがカチャーシーダービーを勝ち抜くのか!

いざ最終予想へ

最終予想はカチャーシー前の余興、エイサーの一曲目が終わったあたりでしてもらうのがいいでしょう。皆の予想が出揃ったら、あとは運命の瞬間、司会者の「カチャーシー!」の掛け声を待つのみです。予想がズバリ的中、本命と言われた「お祭り男の親戚」が一着かもしれませんし、舞台から一番遠い、高砂の席から「新婦のお父さん」が大まくりを見せるかもしれません。開場から飲み続けた様式美のおじさんは飲みすぎてすでに夢の中、なんてこともあるでしょう。悲喜こもごも、ならぬ「喜喜こもごも」の人間模様、誰がレースを制しても大団円です。

いかがでしょうか?いかがでしょうかと言われてもって感じですかね。テレビ局の偉い方、こちらお受け取りくださいませ。いつでも打ち合わせに伺いますよ。

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