自作の焙煎機で焙煎したこだわりのスペシャルティコーヒーを飲むなら！「TAMAGUSUKU COFFEE ROASTERS（タマグスクコーヒーロースターズ）」（那覇市）

那覇市松尾にある「TAMAGUSUKU COFFEE ROASTERS（タマグスクコーヒーロースターズ）」。自家焙煎のおいしいコーヒーを味わえます。
国際通りや浮島通りから歩いて行ける距離なので、観光の方もふらっと立ち寄りやすい立地です。もちろん、地元の方がコーヒーを飲みながらゆっくり過ごすのにもオススメ！

今回は「TAMAGUSUKU COFFEE ROASTERS（タマグスクコーヒーロースターズ）」の魅力をたっぷり紹介します！

店主のセンスが光る「TAMAGUSUKU COFFEE ROASTERS（タマグスクコーヒーロースターズ）」の店内

店内に一歩足を踏み入れると、なんともかわいい内装！
ピンク色の壁にライトやオブジェなどがセンスよく飾られていて、見ているだけで気分が明るくなります。

店舗の奥側は、深い緑色の壁になっています。
壁や椅子、インテリアなどにさまざまな色が使用されていますが、全体がおしゃれにまとまっていて、店主のセンスのよさを感じます。

コーヒー愛あふれる！店主ヤフネアキヒロさんこだわりのコーヒーメニュー

店主のヤフネアキヒロさんは、もともと「オキナワイチバ」のカメラマンとして活躍していました。
カメラマンとしてさまざまなカフェやコーヒー店の取材をするなかで、ご自身もコーヒーの魅力にどっぷりハマっていったそう。

ヤフネさんのコーヒー愛は、「オキナワイチバ」でも特集が組まれるほど！
好きが高じて、自身のコーヒー店をオープンしたそうです。

「TAMAGUSUKU COFFEE ROASTERS（タマグスクコーヒーロースターズ）」では浅煎りから深煎りまでさまざまな種類の自家焙煎スペシャルティコーヒーを楽しめます。この日は7種類の豆があり悩みましたが、ヤフネさんが豆の特徴をていねいに説明してくれました。

今日はどのコーヒーを飲もうか、決める時間も楽しいです。

カウンターを覗いてみると、見たことのないドリッパーでコーヒーを淹れてくれています。

実はこのドリッパーは、ヤフネさんの自作なのだそう！
研究した結果、一人分のコーヒーは縦に細長いドリッパーで淹れることで、コーヒーの粉に厚みがでてコーヒーの味をしっかり抽出できるのだと教えてくれました。

コーヒー豆の焙煎は、南城市玉城にある焙煎所でしているそう。
ヤフネさんはドリッパーだけでなく、焙煎機も自分で作っているというからびっくりです！

「研究が好きです。最近焙煎機を改造して、火力を変えてみたら味がガラッと変わってさらにおいしくなりました。悩みながらも人それぞれの味を表現できるのがコーヒーのいいところです！」とヤフネさん。
コーヒー愛あふれるお話を聞きながら飲むコーヒーは、なんだかさらにおいしく感じますよ。

自作のドリッパーで淹れる「TAMAGUSUKU COFFEE ROASTERS（タマグスクコーヒーロースターズ）」の自家焙煎スペシャルティコーヒー

◇「中国雲南ダブルファーメンテーションプーアルホット 550円（税込）」

自作のドリッパーで淹れてくれたコーヒーをいただきます！

今回は、黒板メニューに「紅茶のようにアッサリ」と書かれている、中国・雲南省で収穫された浅煎りのコーヒーに決めました！

「ダブルファーメンテーション」とは、コーヒーチェリーを収穫した後の製法の名前です。
農家さんが収穫したコーヒーの果実を集めて、水につけた後、チェリーのまま袋に詰めてしばらく一次発酵させます。その後、乾燥棚にチェリー同士が重ならないよう広げて乾燥させます。
乾燥中に二次発酵が進むので、ダブルファーメンテーションというのだそう！

通常のコーヒー豆にはない、発酵という工程があることで、芳醇な香りとフルーツのような酸味があり、まるで白ワインのようなコーヒーです。